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2014年10月16日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
こんにちは、
経営者保険プランナーの尾﨑です。
最近は北海道方面への出張が多く、
社内では「エゾザキさん」というあだ名が定着しつつあります。(笑)
10月の北海道は、紅葉のベストシーズン!
車窓からの美しい景色を横目に、
だっぴろい道路を、ひとり快走しているこの頃です。
さて本日は、生命保険で資産を運用する
2つのメリットについてご紹介いたします。
✔貯蓄型の生命保険を活用した資産運用
【D社のケース】
先日訪問した会社の社長様から聞いたはなしです。
社長:「うちは地元のお客さんが多くて、業績は安定している。
ずっと無借金経営でやってきていて、
借り入れの必要はないんだ。
銀行から頻繁に営業が来るから、
つきあいで定期預金やっているけどね。」
D社は千葉県で建設業を営む創業40年の企業で、
財務状況も盤石な様子です。
しかし、私が「社長が入っている定期預金の金利はどれくらいですか」
と聞いたところ、
社長は、「えーっと、どうだったかなあ・・・」と曖昧な返事。
つきあいで入ったということもあって、
社長自身も内容を詳しく把握されていなかったようです。
契約時の書類を確認してみたところ、
金利は0.03%と書いてありました。
社長:「なんだ、これっぽっちの利息しかつかないのか。
これじゃ、長い間銀行に金を預けておく意味がないな。
こんな形でこれからも金を寝かせておくのはもったいない。
他になにかいい方法はないの?」
そこで私は社長に対して、
貯蓄型の生命保険の活用をご紹介しました。
✔タダで1億円の保障を手に入れられる?
今回の社長が検討した保険プランは、
・10年後に解約すると、それまで支払った保険料の100%以上が戻ってくる
・社長に万が一のことがあった場合に1億円の保険金が受け取れる
というものでした。
10年後に解約をすると払った金額の100%が戻ってくるということは
「実質タダ」で10年間、
1億円の保障を得られることになります。
社長は現在、掛け捨ての死亡保険
(1億円の保障に対して年間約30万円の保険料の支払い)に入っていますが、
これを貯蓄性の保険に変えるだけで、1
0年で300万円もの金額を節約できることになるのです。
✔保障と節税のダブル効果
社長にご紹介した保険は、
会社で加入すると保険料の一部を経費にできるもので、
法人税の節税効果があります。
「自分に何かあれば会社が保険金を受け取れるし、
節税しながらお金を貯められる。」
以上のようなことから、
社長はこの貯蓄型の保険を採用することになりました。
✔おわりに
このように、生命保険には他の金融商品にはないメリットがあります。
色々な選択肢と比較検討しながら、
自社に最もあった方法を選択されるとよいのではないでしょうか。
なお、貯蓄型の保険プランについては、
年齢や性別、保険会社や、
保険に入る方の健康状態などよっても内容が異なります。
保険を活用する場合はメリットだけでなく、
デメリットについてもきちんと確認をした上で、
採用を検討されることをおすすめいたします。
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。