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お金が残らない経営者の3つの勘違い 其の二

※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。

150825

こんにちは、税理士の芦辺です。


ここ数か月、出勤前にジムで一汗かくため、朝4時に目覚ましをかけています。

ちょっと前までは4時を周れば空がうっすらと白み始めていましたが、

最近はまだ真っ暗です。

もう秋もすぐそこまで来ていると感じますね。


さて、前回(https://www.humannetwork.jp/blog/20150810.html)に引き続き、

お金が残らない経営者の3つの勘違いの2つめについてご説明いたします。




<目次>
・3つの勘違い 其の二「売上を増やせば資金繰りも良くなる」
 ①信用取引の影響
 ②在庫の影響
・おわりに




☑3つの勘違い 其の二「売上を増やせば資金繰りも良くなる」


①信用取引の影響

当たり前の話なのですが、売上が増えても回収ができなければお金は増えません。


例えば、売上の代金は翌々月末(2ヵ月後)入金、

仕入代金は翌月末(1ヵ月後)支払という条件で取引している場合です。

1000万円を売り上げて、この仕入が700万円なら、300万円の利益が上がります。


しかし、1ヵ月後を見てみましょう。

1000万円売り上げたにもかかわらず、入金は翌月です。

一方、仕入代金は今月支払いなので700万円支払わなければなりません。

今月の現金収支はマイナス700万円。キャッシュが減ってしまいました。


仮に上記の会社が売上を10倍に増やしたら、

現金収支はマイナス7000万円になってしまいます。

つまり、売上を増やせば増やすほど資金繰りが苦しくなるという訳です。



②在庫の影響

また、売上を伸ばすためには、どうしても商品の種類を増やしたり、

取り扱い店舗を増やしていくことが必要かと思います。


すると、必然的に在庫が増え、

仕入に資金が流出しても回収はずっと先になり、

その間資金が拘束されてしまいます。

つまり、「売上を増やせば資金繰りも良くなる、とは限らない。」




☑おわりに


毎年、利益計画や資金計画は立ててらっしゃいますか?

計画段階からこうした収支を予想し計算することは非常に重要です。


事前に今月の売上のいくらまでなら3ヵ月後入金でも大丈夫か、

銀行から融通資金をいくら借りる必要があるか、

などあらかじめ決めておかなければ、

黒字倒産の危機に陥ることになりかねません。








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