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為替リスクについて考えました

※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。

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こんにちは、経営者保険プランナーの尾﨑です。

突然ですが、皆さんはドル建て保険の提案を受けられたことはありますか?


既に加入している方もいらっしゃれば、

「ドルはリスクがありそうだ・・・」と敬遠される方など様々だと思います。


今回は、活用が広がるドル建て終身保険について、

「本当にメリットがあるのか」「為替などのリスクをどう考えれば良いのか」について

調べました。




<目次>
・なぜドル建て保険なのか
・為替リスクの考え方
・おわりに




なぜドル建てなのか

最近の生命保険商品では、米ドル建ての商品が注目を集めています。

米ドル建ての商品が注目されるのには円建ての商品と比べて

以下2つのメリットがあるからです。


1.円建てと比べより安い保険料で高額の保障を確保出来る。

ドル建てのメリットとして保険料が安い事がまず挙げられます。

実際のモデルケースで比較してみます。


例;50歳男性、死亡保障金額:約1億5,400万円(ドル換算:140万米ドル)

  支払期間:10年間 

  A.円建て終身保険 年払い保険料:約1,580万円

  B.米ドル建て終身保険 年払い保険料:約900万円

  (1ドル110円時点)


このように、同じ保障を確保するならドル建て終身保険の方が、

安く確保できます。

言い換えますと、ドル建て商品と同じ保険料900万円の円建て商品なら

約8,500万円の死亡保障しか得られないことになります。



2.円建てより運用利率のよい商品で資産運用したい。

上記と同じ条件で、約11年後の解約時の戻り率も比較してみました。


円建て終身保険 約91%

ドル建て終身保険 約100%


こちらも同じ条件ではドル建ての方が運用利率は高く、

解約時に戻ってくる金額が多い事が分かりました。




為替リスクの考え方

いかにもドル建ての方が魅力的な商品と思いがちですが、

ここで注意すべき事が「為替リスク」です。


先ほどの保障金額(ドル建てで1億5,400万円)は

あくまで「購入時(110円)の為替レートで計算した結果」であり、

為替レートが変化すれば、円で受け取る保険金額や解約金額も変わってしまいます。

将来の為替がいくらになるかは誰にもわかりません。

不確定要素に対して敬遠される方も多いのではないでしょうか。


・為替リスクの損益分岐点とは

それでは、先ほどの50歳男性の条件では、

為替レートの変化によって受け取れる金額はどの程度変わるのでしょうか。


死亡保障金額約:1億5,400万円 (140万米ドル)

米ドル建て終身保険 年払い保険料:約900万円(1ドル110円)


【保険金受取時の円/ドルレート例】

  110円の時・・・・約1億5,400万円

  100円の時・・・・約1億4,000万円

   90円の時・・・・約1億2,600万円

   80円の時・・・・約1億1,200万円

   61円の時・・・・約8,540万円


上記のように、同じ900万円という保険料で為替レートの変化のみであれば

1ドル/61円までは円に換算してもドル建ての方が多く死亡保険金を受け取れるという事が言えます。




おわりに

ご加入する場合には、為替リスク以外にも

為替手数料、保険会社の安全性などを考慮する必要があります。


為替リスクに対応する対策として一部の保険会社からは、

保険金受取時にドルで受け取ること、

受取時期を10年間据え置くことが出来る制度もあります。


昨今の円建ての運用利率を考えると、

少ないコストで高額の保障を得られるドル建て商品を

ぜひ一度、検討してみてはいかがでしょうか。


詳しくは一度、弊社プランナーへご相談下さい。








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