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2022年11月08日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
こんにちは。CFPの望月です。
ここ数年で、新しいがん検査が次々に登場しています。
尿一滴や血液一滴で幅広いがん種類のリスク特定が高確度で行え、
コストも安価なものが増えているため、
検査を受けてみようと思っている人も増えているのではないでしょうか。
(私も、昨年N-NOSEというがん検査を受けました。)
そこで、今回のブログでは、ここ数年で新しく登場した
新進気鋭のがん検査について いくつか紹介いたします。
また、このようながん検査を実施した際、
もしリスク陽性の判定が出た場合に、行うべき行動についても紹介いたします。
ここでは、新しいがん検査を3つ紹介します。
1,N-NOSE
N-NOSEは、尿一滴で15種類のがんについて、
リスク診断ができる第一スクリーニング検査です。
線虫という微生物を使い、健常者とがん患者の尿をかぎ分けリスクを特定するものです。
線虫君くんというキャラクターが出るテレビCMもたびたび放送されており、
認知度が高い検査です。
2022年11月現在、13,800円からとなっており安価で行えることも特徴です。
弊社社員も、以前ブログにて実際の検査の体験記を紹介しております。
関心のある方は下記リンクよりご覧ください。
2,サリバチェッカー
サリバテック社が開発したがん検査で、
唾液1滴で6つのがん種類に対してリスク診断ができる検査です。
唾液中に、がん細胞からしみ出す代謝物が含まれていることを研究し、
採取した唾液を専用の装置で解析することで、その成分からがんリスクを特定します。
唾液の採取のみで検査を受けられ、体に負担がないため、
血液検査や尿の提出に抵抗がある方でも取り組み易い検査だと言えるでしょう。
3,アミノインデックス リスクスクリーニング検査(AIRS)
アミノインデックスとは、健常者と患者の血液中のアミノ酸濃度のバランスから、
現在の健康状態や疾病のリスクを明らかにする検査です。
がんだけでなく、向こう10年以内に発生する脳卒中・心筋梗塞の発症リスクや、
4年以内に発生する糖尿病の発症リスクなども検査でき、
疾病の特定範囲が広いという点がメリットです。
もし、前述のようながん検査を受けて、リスクに対する陽性判定が出てしまった場合、
皆様はどのようなどのような行動をすべきでしょうか。
それは、
(1) 医療機関へ受診し、精密検査を受ける
(2) がん保険の加入状況を確認する
ことだと考えます。
前述の検査は、第一スクリーニングと分類される検査であり、
検査結果によってがんが診断確定されるものではありません。
したがって、リスク陽性の判定が出た場合は、まず医療機関での精密検査を行うべきです。
そして、精密検査の内容を踏まえ医師の診断によって、がんが確定してしまった場合、
その後は治療方針等を医師と打ち合わせしていきます。
その、治療方針の選択をする際は治療コストがいくらかかるのか、
という経済面も治療方針を決める重要な要素の一つとなります。
治療メニューはあるのに、資金準備が出来ず最適な治療が選択できない、
ということはあってはならないと思います。
また、医師によるがん診断を受けた後、
がん保険に新たに加入して給付金を受け取ることはできません。
したがって、なるべく早く(遅くともリスク陽性判定が出た時点で)、
がん保険の加入状況を見直し、
十分な給付金を受けられる体制にしておくことをお勧めします。
新しいがん検査が次々に登場することで、日本のがん検査受診率向上が期待されます。
そのような中で、がん保険を見直し、あるいは新規に検討する方も増えてきております。
弊社では、24社の保険会社について保障内容の比較ができる、
"がん保険一括見積り"というサービスを提供しています。
保険会社によって給付内容や給付条件、範囲は異なるため、
最適ながん保障を確保するためには比較することが欠かせません。
関心のある方は、下記リンクに詳細と説明を記載しておりますので、是非ご覧ください。
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