『経営のリスクは"平穏無事"の中でも潜んでいる』ヒューマンネットワーク・メールマガジン(通号382号)

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　◇◆━━━━━━━━━━━━━━━ 2020/04/15 ━━━━━━

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　　ヒューマンネットワーク・メールマガジン 382号

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　■ 経営のリスクは"平穏無事"の中でも潜んでいる　■

　多くの経営者は、
　順調に見える時期こそが
　安定している証だと考えがちです。

　ですが実際には、
　「何も問題がない」と感じる時に限って、
　見えにくいリスクが
　ひそんでいることもあります。

　たとえば、ある中小企業では、
　社長が長年にわたり、
　価格交渉や資金調達、
　社内の重要な判断を
　すべて担っていました。

　10年連続の黒字、
　離職率も低く、
　外から見れば
　順調そのものでした。

　ところが、社長が突然病気で入院。
　社員たちは誰が
　何を決めてよいのか分からず、
　商談や融資の判断が止まり、
　数週間で業務に
　大きな支障が出ました。

　これは決して
　特殊なケースではありません。
　特に中小企業では、
　経営者個人に情報や信用、
　意思決定の流れが
　属人的に蓄積されがちです。

　平時には気づきにくくても、
　経営者が動けなくなったとたんに、
　会社の"急所"として露呈します。

　"何も起きていない今"
　そうした属人依存を洗い出し、
　分散・共有しておくことが、
　会社を止めない
　"仕組み"づくりの
　第一歩になります...。

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