2008/11/13 ────────────────────────────╂
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ヒューマンネットワーク・メールマガジン 11月号
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担当者 様
いつもお世話になります。
ヒューマンネットワークよりメールマガジンをお届けします。
先週末の冷え込みで、東京でもそろそろ銀杏の木が色付き始めました。
黄に染まったトンネルを散歩すると、「冬が来るのだなぁ」と実感します。
神宮外苑の銀杏並木は毎年11月20日前後に見頃を迎えます。
異空間を体験したい方は、ぜひ、一度訪れて下さい。
すっかり虜になった私は、20数年毎年欠かさずに訪れています...。
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■■コラム・いよいよ東北新幹線全線開通...■■
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今月の10日、長期建設中の東北新幹線・八戸~新青森間の開業が、
いよいよ2010年12月に実現すると発表がありました。
この東北全線開通により、
東京~新青森間が3時間20分程度で結ばれます。
(現在は八戸より在来線特急乗り換えで、青森駅まで最速で約4時間位)
また、新型車両が投入されると、更に15分短縮されるそうです。
私が子供の時分に、何度か青森旅行に行ったのですが、
寝台特急「ゆうづるや「はくつる」、
日中は気動車の「はつかり」といった特急列車が花盛りで、
夜行急行の種類も多かったと記憶しています。
始発の上野駅の様相も、
映画「三丁目の夕日」で再現されたものと大差なく乗車する時、
ホームに吊るされた乗車位置プレートに胸が高鳴ったものです。
でも、当時の所要時間は10時間以上!と、実にのんびりしたものでした。
新幹線開業が、北東北の経済圏の活性化に寄与することを願ってやみません.
ところで、終点は青森駅でなく、
約4km西の新青森駅なのが懸念されますが
青森-新青森間は1駅(所要時間6分)ですので、
リレー列車が充実されればストレスにはならないでしょう。
尚、この先、
北海道新幹線・新青森-新函館間の開業が15年度末の完成予定、
将来、東京-札幌間の直通運転が実現すれば
札幌まで所要時間3時間57分で結ばれるそうです。
多額の資金投入による無駄とか、
在来線の第三セクター移行による自治体の負担が懸念される新幹線事業ですが、
飛行機嫌いの人でも、東京から北海道まで行って日帰りを実現することが可能だなんて、
に夢のように思われますが...。
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■■今月の常識クイズ・お客様と同行で...■■
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★★ 問 題 ★★
お客様といっしよにエレベータで降りることになりました。
その場合、エレベータ乗降時の行動で正しいものはどれでしょうか?
A.乗る時も降りる時も自分が先。
B.乗る時も降りる時もお客様が先。
C.乗るときは自分が先、降りる時はお客様が先。
D.乗るときはお客様が先、降りる時は自分が先。
▽回答は最後をご覧ください。▽
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■■保険の話・保険会社が破綻に追い込まれた場合は?(前編)■■
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サブプライム問題に端を発し、金融不安が全世界に蔓延しています。
波及して、信用不安がうわさされる金融機関も出てきました。
国内生命保険会社では大和生命が破綻したのが、記憶に新しいところです。
ところで、保険会社が破綻した場合には、どうなってしまうのでしょうか?
破綻処理の方法は、金融庁の命令による保険業法に基づく行政手続と、
裁判所の監督下で進められる会社更生手続があります。
過去には東邦生命・第百生命・大正生命等が前者の行政手続を、
千代田生命・協栄生命・東京生命等が後者の会社更生手続をとりました。
今回の大和生命が、後者の会社更生手続をとったのは周知の通りです。
さて、行政手続の場合には、金融庁から業務停止命令が出され、
保険管理人が選任され、財産の管理と精査、保険契約の移転先選定作業が始まります。
次に会社更生手続では、裁判所から保全管理命令と保全管理人と管財人の選任が行われ、
財務状況を精査し更生計画案が提出されます。
受理されると更生手続きが始まり、経営を存続しながら再建を目指すのです。
破綻してから保険契約の移転完了まで、およそ半年程度かかるかと思われます。
この間、契約者は契約者名義や受取人や住所などの変更手続きはできますが、
原則として契約内容の変更や解約はできません。
この間に保険事故が発生した場合には、
保険金等の支払いについては、
破綻した保険会社と保護機構の間で「補償対象保険金の支払に係る資金援助契約」が締結され、
一部高予定利率契約を除き保険金額の90%は支払われます。
(下の後編に続く)
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■■IT・広告関連担当者様へ・特定電子メール法が改正されます■■
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来る12月1日に、
「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律の一部を改正する法律(平成20年法律第54号)」
が施行されます。
今回の改正の大きな特徴としては、
1.オプトイン方式による規制の導入
2.法の実効性の強化
といった点で、特にメール広告をされている会社は事前の留意が必要でしょう。
まず、オプトイン方式について説明しますと、
これまで広告や宣伝メールは、
メールのタイトルに「未承諾広告※」の文字列を入れることで
合法的にメールを送ることができたのですが、
施行後は受信者の事前の同意が必要となります。
また、それまでの法律では実効性が乏しかったため、
法の実効性の強化策として不良業者に対し、
電気通信事業者が電子メール通信の役務の提供を拒否できる、
契約者情報を保有する者(プロバイダ等)に対し情報提供を求めることができる罰金額を
100万円以下から3000万円以下に引き上げて罰則を厳しくする、
といったことが挙げられます。
総務省では、
メール送信者に関する情報をメール本文に含めるとした規程や、同意の取得方法など、
具体的な運用についての詳細は省令とガイドラインにより定める予定としています。
詳しくは総務省の発表内容をご覧ください。
→ http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/d_syohi/h20kaisei.html
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■■保険の話・保険会社が破綻に追い込まれた場合は(後編)■■
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破綻処理においては、保険契約者の保護が最優先され、
生命保険契約者保護機構からの資金援助もあります。
財源は生保各社が拠出する負担金の他、
不足の場合は国から4,600億円まで公的資金を充当できます。
全ての契約を継続させる為に、更生計画に基づき、
解約返戻金や保険金額の削減や、予定利率の変更などが行われます.
破綻時に過去5年間で常に予定利率が基準利率(現状3%)を超えていた高予定利率契約を除き、
破綻時点の責任準備金の90%までは保険業法等に基づき「保護機構」によって補償され、
残りの10%については更生計画などにより決定されることとなります。
一般的には、保障性の高い保険(定期保険、医療保険など)では、
保険金額などの減少幅は小さくなり、
貯蓄性が高く保険期間が長期の保険(終身保険、養老保険、個人年金保険など)では
減少幅が大きくなります。
契約時期別にみると、
予定利率が高い時期に契約した保険契約ほど保険金額などの減少幅が大きくなります。
また、満期までの期間が長いほど減少幅が大きくなります。
通常は破綻後、保険契約の移転完了まで解約はできません。
保険契約の移転等の後は、解約が可能となりますが、
早期に解約した場合、「早期解約控除制度」が適用される可能性があります。
解約する方が有利か否かの判断は、契約内容がどの様に変更されるのか、
またその時点での健康状態にも考慮しなければなりません。
何れにしろ慌てる必要はなく、ゆっくりとご検討されるといいでしょう。
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▽クイズの答え▽
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B.乗る時も降りる時もお客様が先。
基本的にどちらもお客様が優先です。
乗る時は、お客様がエレベーター内に入るまで、
ドアを押さえるか、呼出ボタンでドアを開け、自身は最後に乗って、
操作パネル前の位置に立ちます。
ところで、エレベーターでは左奥が一番上席。
操作パネルの前が末席となります。
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□□編集後記□□
朝晩の冷え込みが身にしみる今日この頃、
もう既に初雪が降っている地域もあるのではないでしょうか。
今年は秋の訪れが遅かった割には、冬が駆け足でやってきました。
1月は3連休が重なり、文化祭や音楽祭などのイベントも目白押し。
外出から戻った折の手洗いとうがいを忘れずに、
流感対策を万全にして大いに芸術の秋を楽しみましょう。
今月も宜しくお願い申し上げます。
(「朝礼で使えるちょっと小話」はお休みします。)
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