2009/01/08 ────────────────────────────╂
【戦略的財務保険コンサルティング・ヒューマンネットワーク株式会社発行】
当メールは弊社のお客様をはじめ、過去に弊社主催のセミナーに参加された方、
資料のご請求を頂いた方及び、メルマガを希望された方に配信しております。
(メール配信停止の方法は、メールの最後でご案内させて頂いております。)
******************************
ヒューマンネットワーク・メールマガジン 1月号
******************************
担当者 様
いつもお世話になります。
ヒューマンネットワークより本年最初のメールマガジンをお届けします。
新年が明けたと思ったら、昨日はもう「七草」です。
お正月中は、比較的お天気にも恵まれました。
好天に誘われて、初詣に出かけられた方も多いのではないでしょうか。
全世界的な不況の、真っ最中の神頼み...。
でも、私が毎年お参りに行っている赤坂の豊川稲荷のお賽銭箱は例年に比べ、
大きいお札が少なかった気がします。
(気のせいでしょうか...?)
さて、ピンチはチャンスという言葉もあります。
不況時にビジネスチャンスを見い出し、成長した会社も存在します。
ひとつ逆転の発想で、今年は是非、チャンスの年となりますように...。
----------------------------------------------------------------------
■■コラム・年始のあいさつで...■■
----------------------------------------------------------------------
もうかなり昔、私の社会人1年目当時の思い出話です...。
正月明け早々、営業先へ大詰めのクロージング...。
スキル不足は否めず、課長に同行をお願いしての訪問と相成りました。
担当者が出てきて、一般的な新年の挨拶をしました。
そして、課長のサポートを得ながらクロージングも順調...。
幸先良く、無事に契約を頂くことができたのです。
成功して有頂天になり、課長にも喜んでもらえるものだと思っていました。
ところが、先方の会社を出るや否や、烈火の如く怒られてしまったのです。
「いつまで、新年の挨拶をしているのだ!!」と...。
その日は8日で、既に*)松の内を過ぎていたのです。
たった一日とはいえ、その課長の気配りを今でも忘れません。
そして、他にもいろいろなマナー違反を怒鳴られ、指摘されました...。
言われた当初は、すごく鬱陶しく感じたものです。
でも、しばらくして、有り難く思い、感謝できるようになりました。
時を経て、その課長も定年となり、すでに一線を退かれています。
最近では世相を反映してか、細かく注意する人が激減しました。
中には、注意に切れたり、極度なショックを受ける人もいます。
でも、私にとって、この課長から教わった数々は、一生の宝物なのです。
年の初めには、当時の記憶がくっきりと蘇ります...。
*)松の内や習慣は地域によって異なります。
----------------------------------------------------------------------
■■今月の常識クイズ・株式の指標で使われる記号は?■■
----------------------------------------------------------------------
★★ 問 題 ★★
昨年来、株価が低迷しており、毎日のように動向が注目されています。
ところで株式の指標に記号が用いられますが、
株価を一株当たりの利益(EPS)で割って、
算出される指標の事をアルファベット3文字で何というでしょうか?
▽回答は最後をご覧ください。▽
----------------------------------------------------------------------
■■朝礼で使えるちょっと小話・どっちに転んだって...■■
----------------------------------------------------------------------
100年に一度といわれる大不況が直撃しています。
受注が減り、モノが売れず...。
こんな状況では、前向きな事業拡大など到底考えられません。
でも、かの坂本竜馬は、こんなことを言っています。
「何でも思い切ってやってみることですよ。どっちに転んだって人間、
野辺の石ころ同様、骨となって一生を終わるのだから」と...。
尻込みしても、未来は暗いだけです。
こんな時期でも、想うことを実行する勇気も必要なのではないでしょうか。
竜馬氏の言葉は、重く沈んだ心を、いくらか楽にさせてくれます...。
----------------------------------------------------------------------
■■総務・経理担当者様・Web製作費の支払いは慎重に...■■
----------------------------------------------------------------------
不況になると倒産が増えるのは致し方ありません。
が、詐欺まがいの倒産も存在するのは非常に不愉快です。
取り込み詐欺など、こういうモノが売れない時期は要注意でしょう...。
また、売掛け債権でなく、
役務の提供を受ける場合も気をつけなくてはならず外国語スクールや、
留学エージェント大手の「ゲートウェイ21」破綻の出来事がニュースを賑わせたことは、
記憶に新しいところです。
さて、最近、ある会社で、
Web製作に関して不履行があったことを聞きました。
Webの製作を依頼して着手金を支払ったのにも関わらず、
プランニングの期間だといって製作が着手されず、
そのうち行方不明になってしまったというのです。
大規模なサイト構築を考えていたとのことで、
着手金も多額だったそうですが顧問弁護士に相談して埒が明かず、
結局、所轄の警察署に詐欺罪の告訴をするくらいしか手がないと、
担当者は悔しがっていました。
当然、大がかりな仕事には多くの人材を投下しなくてはならず、
業者へ幾らかの前金支払いは致し方ないと思います。
が、依頼をされる際には、くれぐれも、
事前に信用調査機関の情報を入手し、与信に万全を期された方が良いでしょう。
ほとんどのWeb製作会社は、健全な運営をされていると思います。
が、一部の不良会社の破廉恥な行為によって、
業界全体のイメージ低下を招き支払う側も疑心暗鬼にならざるを得ないのは困ったことです...。
----------------------------------------------------------------------
■■保険の話・保険の原価が開示された...■■
----------------------------------------------------------------------
年末の新聞記事では、AIGグループの成り行きのみならず、
生命保険会社の増資や損害保険会社の統合の話題など、
サブプライムローン問題の影響による既存の保険業界全体への余波が目立っています。
このように揺れる業界で、
ある新規参入の生命保険会社が「生命保険の原価」を開示するという、
大胆な行動を起こしました。
原価は生命保険業界にとっても秘中の秘であることは、言うまでもありません。
保険契約者が支払う保険料は、
将来の保険金支払の原資である「純保険料」と
保険会社の運営経費といえる「付加保険料」の二つに分けられます。
そして、
「付加保険料」には秘中の、営業職員の人件費、代理店手数料、
保険会社の利益等が予め含まれています。
「生命保険の原価」を公開すればこれらの数値が明白になり、
当然、保険会社としては保険料の内訳など開示したくないでしょう...。
そのタブーを、新規参入の保険会社が破ったのです。
この保険会社は、付加保険料の保険料に対する率を公表したのでした。
業界に衝撃が走り、「なんていうことをしたのだ。」と、
既存の保険会社からは怨嗟の声が上がりそうです。
でも、顧客の立場からいえば、保険には不透明な部分が多かったのも事実です。
内訳が透明になることで、各社の保険比較も容易になっていくことでしょう。
また、各社のサービス向上も期待できます。
情報開示が進行する現在で、
都合の悪いことを隠蔽する体質からオープンにする体質改善の絶好の機会となり、
むしろ歓迎すべきことかもしれません。
今後の動向を注視したいものです。
----------------------------------------------------------------------
▽クイズの答え▽
----------------------------------------------------------------------
「PER」といいます。
株価収益率(price earnings ratio)の略。
ちなみに、アメリカ合衆国ではP/EないしPEと表記するのが一般的です。
----------------------------------------------------------------------
□□編集後記□□
皆さんは年末年始をいかがお過ごしでしたか?
テレビのニュースでは、
ボーナス商戦は売上ダウン、失業者へ派遣村が誕生...
と「百年に一度の金融危機」による冴えないな出来事ばかり伝えます。
でも、世の中の価値観が大きく変わろうとしているのも事実です。
丑年の今年は変革の年、「商いは牛の涎」と喩えるように、細く長く、
じっくりと着実に前進して行ければと願っております。
本年も宜しくお願い致します。
(今回も最後までお読みいただきまして、有難うございました。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ヒューマンネットワーク株式会社
【本社】〒104-0028
東京都中央区八重洲2-4-13 アーバンスクエア八重洲8階
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。