2010/09/09 ────────────────────────────╂
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■ ヒューマンネットワーク・メールマガジン 9月号
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発行者:ヒューマンネットワーク株式会社
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担当者 様
いつもお世話になります。
ヒューマンネットワークよりメールマガジンをお届けします。
『秋』とは名ばかりで、残暑厳しい日が続いております。
みなさまは、お元気にお過ごしでしょうか。
と思いつつ、夜になると聞こえてくる虫の音に、
近づく秋の気配を感じます。
徐々に昼夜の寒暖の差が大きくなりますので、
お身体にお気をつけください。
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■■コラム・「有楽町マリオン」の今昔...■■
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12月に閉店する「有楽町マリオン」内の西武有楽町店の後は、
JR東日本の子会社である『ルミネ』に決定したとニュースは
伝えています。
『ルミネ』といえば駅ビルの印象が強いですが、初の駅外進出となります。
ところで、私が就職したばかりの頃、
「有楽町マリオン」が完成しました。
当時は都庁も有楽町(現在の東京フォーラム界隈)にあり、
都庁に仕事で行く時、
新築したばかりの「有楽町マリオン」の間を通り抜けたものです。
ご存知の通り(若い方は知らないかもしれませんが...)、
元々は日本劇場の跡地で日本劇場と朝日新聞社が隣接して建ち、
子供の頃は、「日劇・夏の踊り」の華かで大きな看板や、
朝日新聞社の外壁には高校野球のスコアーボードが取付けられていて、
甲子園の途中経過を表示していたことが忘れられません。
私が日本劇場に入った最後は、
昭和54年の「ゴジラ」生誕25周年の時で、
初代の「ゴジラ」が日本劇場を破壊するシーンが劇場で上映された時、
何故か会場から大きな拍手が沸き起こったことを、今でも覚えています。
その2年後に再開発により解体され、現在の建物に生まれ変わりました。
「有楽町マリオン」が完成した当時は百貨店業界も好況で、
西武有楽町店にも大勢の買い物客が押し寄せていましたが、
当時、現在のような業界不況によって西武百貨店が撤退することを、
誰が予想し得たでしょうか...。
「有楽町マリオン」に隣接する銀座商圏では、
『三越』がリニュアルオープンし、銀座デパート戦争勃発などといわれています。
でも、本当の敵は同業店舗ではなく、
ITを使った通信販売やアウトレットモールのような郊外型のショッピングセンターでしょう...。
百貨店各社も、消費動向の流れと共に業界の再編が進んでいます。
それぞれの時代を生き抜く為には、
会社も街も変化し続けなくてはならないと
痛感させられる出来事のように思えてなりません。
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■■今月の常識クイズ・『ピケッティング』とは...■■
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★★ 問 題 ★★
ある官庁舎に行ったら、玄関に「ピケッティング禁止」と書かれていました。
こんな言葉が未だに使われていたとは、懐かしくも驚きです。
さて、『ピケッティング』とは何でしょうか?
(ある年代から上の方は、お解りの言葉だと思うのですが...)
▽回答は最後をご覧ください。▽
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■■朝礼で使えるちょっと小話・『里の秋』の歌詞が持つ意味とは...■■
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9月20日は、
童謡作詞家である斎藤信夫氏の命日にあたります。
秋が深まるにつけ、
音楽の授業で歌った『里の秋』のメロディが浮かびますが、
斎藤氏は「日本の歌百選」に選ばれた、この名曲の作詞者なのです。
ところで、この曲の歌詞が、一番で「ああ 母さんとただ二人」、
二番では「ああ 父さんのあの笑顔... 中略 ...思い出す」
と、父親が不在なことに、気が付きましたでしょうか?
(私の学んだ学校では、3番は歌いませんでした。)
「何故、父親は思い出なのか?」
と疑問を抱きつつも、面倒くさいので先生に質問もせず、
恐らく父親が病気か交通事故で亡くなって、母と子の2人暮らしなのだなと、
自分なりに解釈していました。
そして、その後に、
「ああ 父さんよ御無事でと 今夜も 母さんと 祈ります」
という3番の歌詞を知ったのです。
この歌は、戦争から復員する父親の無事を祈る歌だったのでした...。
当時の学校の先生が、こまかく意味を話すのが面倒だったからなのか...
はなから、教科書には3番の歌詞が掲載されていなかったからなのか...
今となっては、3番の歌詞を歌わなかった理由は分かりません。
でも、全てを示さないと、
曲の本質を伝えることが出来ないと思います。
余談ですが、現在の教育では、慣用的でない表現が多いと、
美しい歌詞、旋律を持つ童謡・唱歌が消されつつあると聞きます...。
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■■社長さまへ・抜き打ちの税務調査は断れる?■■
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税務署が不意に抜き打ちの税務調査にきたら、どう対処すればいいでしょうか?
基本的には「税務調査」というのは「任意調査」で、
これは納税者の同意と協力のもとで行われる調査です。
従って、通常は事前通知があるはずです。
ところが、ごくまれに抜き打ちでの税務調査が行われます。
主に現金商売をやっているところで、大概が飲食店です。
若し、抜き打ちの税務調査に遭遇したら、これは本当に迷惑な話ですね...。
そこで、このような抜き打ちの税務調査の場合、
まずは断わってください。
先程も説明しましたが、
税務調査は納税者の同意と協力がないといけません。
事前通知がない税務調査は違法だ、
といっている学者もいる位なのです...。
以前は裁判でも争われて、一応、違法ではないと判決が下されました。
とはいえ、抜き打ちの調査はやはり批判が多く迷惑なやり方ですので、
一旦はお断りして、
改めて調査日時を設定するように交渉されることをお勧めします。
さて、このような抜き打ち調査は、全体の6パーセント位になっているようです。
多いと世間の批判を浴びるので、この程度に抑えているのでしょうか...。
ご留意頂けますと幸甚です。
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■■保険の話・保険会社の『支払調書』とは■■
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保険会社は、税務署へ『支払調書』を提出しているのをご存知でしょうか?
この『支払調書』には、契約者、受取人、支払保険料、
支払保険金額といった内容が、こと細かく記載されております。
でも全ての契約について提出されている訳ではなく、
1回の支払金額が100万円を超えた場合、
また同一人に対するその年中の年金の支出金額が20万円を超えた場合が対象となります。
ところで、
『支払調書』の判定基準は、保険金の支払額がベースになります。
例えば、仮に支払保険金が1000万円だったとして、
この契約において利息5万円で990万円の契約者貸付を利用し、
実際の手取り額が5万円のみだった場合でも、判定額は保険金の1000万円となり、
支払調書は出されるのです。
そして『支払調書』は所得税や贈与税の申告洩れのチェックに使われており、
それを精査して、「申告漏れ」と思われる人に連絡をしてきます。
実際に該当される方は、このことにご留意ください。
ところで、
平成23年度の税制改正に向けて国税庁が要望を出している一つに
「保険契約の異動に関する調書の創設」があることを付記しておきます。
現状の所得税法上の支払調書では、
契約者に異動があったことを税務当局は把握できませんが、
それを把握する為にこの要望を出しているそうです。
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▽クイズの答え▽
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『ピケ』ともいわれていました。
労働争議の際、労働者側がスト破りを防ぎ、
また一般市民に訴えるために、
事業所の入り口などに見張りを張り巡らすことです。
現代で、
『ピケ』を張るような労働争議が、果たして起こるのでしょうか?
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□□編集後記□□
9月に入っても連日真夏の太陽が照り続けています。
折角の『秋』が無しで、すぐに冬になってしまいそうで心配ですね。
もう少し涼しくなってくれると、朝夕の通勤や外回りも楽になるのですが...。
ともかく健康が第一です。
熱中症対策の水分補給に気をつけて、名残の夏を乗り切りましょう。
今月も宜しくお願い致します。
(今回も最後までお読みいただきまして、有難うございました。)
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