2010/12/09 ────────────────────────────╂
当メールは弊社のお客様をはじめ、過去に弊社主催のセミナーに参加された方、
資料のご請求を頂いた方及び、メルマガを希望された方に配信しております。
(メール配信停止の方法は、メールの最後でご案内させて頂いております。)
******************************
ヒューマンネットワーク・メールマガジン 12月号
******************************
担当者 様
いつもお世話になります。
ヒューマンネットワークより本年最後のメールマガジンをお届けします。
早いもので、もう師走となりましたが、いかがお過ごしですか
年末のラストスパートで、ご多忙な時期とはなりますが、
悪性インフルエンザも流行の兆しで、くれぐれもお体にお気をつけてください。
----------------------------------------------------------------------
■■コラム・東北新幹線がついに全線開通した...■■
----------------------------------------------------------------------
4日に東北新幹線が青森(新青森)まで開業しましたが、
政府が1971年に基本計画を決定してから実に39年もの年月を要した全線開業で、
上り一番列車の切符は発売開始からわずか30秒で完売したとメディアは伝えています。
私が初めて青森へ行ったのは小学校低学年の時で、
東北本線は未だ全線電化がされておらず、
上野-青森間は主に寝台列車が結び、
特急の『はくつる』とか『ゆうづる』、急行の『十和田』、『八甲田』、
『津軽』等の名前が懐かしく昼間の特急は『はつかり』(気動車)だけだったと
記憶しています。
この『はつかり』の所要時間は青森まで10時間半もかかり、
今だったら米国のサンフランシスコまで行ける程の時間であったことを考えると、
待ちに待った『夢の超特急』の全線開通の意義を感じずにはいられません。
さて、今回の開通の経済効果はどうでしょうか?
三方が海に面している青森県は、新鮮な魚介類が美味しく、
奥入瀬渓流や下北、十和田湖等の景観も美しいことから、
多くの観光客が見込めます。
一方でストロー現象を考えると、
「コップ」の部分となる青森県から都市部の大きな町へ、
より良い商品や仕事を求めて金や人が流出し、
地元企業の地盤沈下や雇用の減少を招きかねません。
今後数年の動向が注目されるところです...。
とはいえ、
来年3月デビューする最新鋭のE5系車両では、
飛行機のファーストクラス相当でグリーン車よりも格上の「グランクラス」シートが導入されます。
そして、更に早く3時間10分で結ばれるのです。
個人的には、まずは今回の全線開通をお祝いしたいと思いますが...。
----------------------------------------------------------------------
■■今月の常識クイズ・「忠臣蔵」は果たして?■■
----------------------------------------------------------------------
★★ 問 題 ★★
元禄15年12月14日、
本所・吉良邸への討ち入りで有名な「忠臣蔵」ですが、
討ち入りに参加したとされる47人は全員自害したのでしょうか?
----------------------------------------------------------------------
■■体験に学ぶ・つれない対応に接して...■■
----------------------------------------------------------------------
先日、ある地方に行った時のことです。
地域の中核をなすJRの駅で、
切符を買おうとすると一台しかない自動販売機は故障で、
多人数が列なすキップ売り場(みどりの窓口)で順番を待っていました。
列車が出る10分位前から並んでいたのですが、
一人当りの対応時間が長い為に顧客処理が遅々として進まず、
このままでは発車時間には間に合いません...。
そこで、改札の手隙な駅員のところへに切符が買えないか相談に行ったのです。
すると、『ともかく切符売り場に行ってくれ』とつれない返事が...。
発車の時刻が迫っているので、並んでいては間に合わないと訴えても、
『ここに言われても、どうしょうもない』との答えが返るだけ...。
だったらどうすればいいんだ!と、私は怒り心頭に発しました。
他に駅員が見当たらず、
我儘に理不尽な要求をした訳ではありません。
都市圏の頻繁にくる電車なら、次を待ったとしてもさほど影響はありませんが、
今回は列車に乗り損なうと、2時間半も待つことになったのです。
結局、降りた駅で運賃を払う約束で、改札は通してもらえたのですが...。
このような事態は、常日頃から想定されるはずです。
非常な不快感を覚えながら、
走ってベルが鳴る列車に飛び乗ることになりました。
他に移動手段が無いJRなら、
顧客を怒らしたとしても次に利用してもらえます。
でも、競合先があり、他に代用がきく商品ならどうでしょうか...?
確実に顧客を減らしてしまうことになるのです...。
「立場が逆なら大変だな」と怒りが収まりつつある車中で、
今回のてんまつを反面教師に、改めて、
お客さまの対応に『細心の注意を払う』重要性と
あらゆる『事態を想定した準備』の必要性を再認識させられました...。
----------------------------------------------------------------------------------------------
■■総務のご担当者の方へ・叙勲の祝い金の相場をご存知ですか?■■
----------------------------------------------------------------------------------------------
会社から取引先や親しい関係者へ、慶弔金を贈るケースは多くあると思います。
中でも香典や結婚祝い等は頻繁で、相場を心得られていることでしょう...。
でも『叙勲の祝い金』はレアなケースで、果たして相場をご存知でしょうか?
日本実業出版社発行の実務情報シリーズ09年11月号の、
『社外(取引先)向けの「祝金・香典・見舞金」相場』には、
親しい関係者が叙勲された場合の祝い金の相場や、祝い品の具体例が記載されています。
掲載されているデータはというと、
祝い金の最高額は10万円、最低額は1万円、
相場は1万円から3万円程度、祝い品の最高額は30万円で、
相場は3万円程度、品物の具体例としては、多くが花だそうです。
叙勲の祝い金を贈るケースは滅多にありませんが、
その時に慌てないためにも頭の片隅に記憶されておいてはいかがですか。
----------------------------------------------------------------------
■■保険の話・介護保険が変わる...■■
----------------------------------------------------------------------
公的介護保険制度が導入されて早10年が経ちました。
まだまだ国の制度運用も問題点を抱えているといえます。
そのような中で、急速に高齢化が進んでいる現状をふまえて、
平成24年から介護保険も所得税の保険料控除の対象に加わります。
反映してこの秋、
保険会社各社より新タイプの介護保険が販売開始されました。
ここでは、支払い基準が公的介護保険制度に連動し、
要介護2まで緩和された2つの商品を紹介したいと思います。
(たたし、保険会社によって商品のコンセプトがかなり異なります。)
ひとつは、
介護のリスクに特化した保険で、所定の要介護状態になると、
一時金と介護年金が受け取れるという保障内容で、
要介護の状態が続く限り生涯にわたり年金を受け取る事ができます。
たとえば、公的介護保険は現物支給です。
受けたいサービスを選択して、費用の1割を自己負担しなければなりません。
また介護保険料も払い続けなければならないのです...。
そこで、この保険では要介護者自身または家族の収入の減少や、
公的介護保険の自己負担分の費用補填を目的としており、
死亡保障と解約返戻金を低額にして従来の商品より保険料をかなり安く抑えています。
もう一つは、
安心して長生きできるように、
一生涯の死亡・高度障害保障に加え介護リスクにも対応した商品で、
脳ドック優待サービスや、ケアマネージャーの訪問、
介護の悩み電話相談サービス等まで付帯されています。
保障内容は、健康で長生きした際には、
節目の年齢で祝金が支払われると共にガン、心筋梗塞、
脳卒中等の3大疾病で所定の罹患状態となれば以降の保険料が免除され、
所定の要介護状態となった時は保険金全額が支払われるのです。
長生きに対するリスクの考え方も様々ですが、
民間の保険では、更にニーズに合わせて選択の幅が広がることが期待され、
国の制度に不安を感じる方にとって今後の展開に目が離せないといえるでしょう...。
----------------------------------------------------------------------
▽クイズの答え▽
----------------------------------------------------------------------
「いいえ」
寺坂信行(吉右衛門)の1人だけが、
切腹せずに事件後も生存しました。
逃亡したという説、
討ち入りの後に大石良雄から密命を受けて一行から離れた
という説等の諸説がありますが、真相は明らかでありません。
----------------------------------------------------------------------
□□編集後記□□
カレンダーもいよいよ最終ページ。
月日の経つのが年々早くなると感じるのは私だけでしょうか。
忘年会に、クリスマス、年賀状に大掃除。
気ぜわしい毎日となりそうですが、TODOリストでも作って、
年末年始はゆったりと過ごしたいものですね。
皆様には良い年をお迎え下さい。
来年も、良き年となりますように...。
(最後までお読みいただきまして、有難うございました。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ヒューマンネットワーク株式会社
【本社】〒104-0028
東京都中央区八重洲2-4-13 アーバンスクエア八重洲2階
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。