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ヒューマンネットワーク・メールマガジン 9月号


2012/09/13 ────────────────────────────╂

当メールは弊社のお客様をはじめ、過去に弊社主催のセミナーに参加された方、
資料のご請求を頂いた方及び、メルマガを希望された方に配信しております。
(メール配信停止の方法は、メールの最後でご案内させて頂いております。)



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ヒューマンネットワーク・メールマガジン 9月号

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担当者 様

いつもお世話になります。
ヒューマンネットワークよりメールマガジンをお届けします。

先日閉会したパラリンピックも、日本選手が大いに活躍しました。
100M平泳ぎ決勝では、両腕の無い中村智太郎選手が頭でゴールにタッチして
銀メダルを獲得しましたが、このシーンは涙が出るほど感動的でしたね...。

知的・身体的にハンデを負いながらも、明るく溌剌とした選手達の姿に、
思わず我が身を振り返って、大いに奮起させられました。
彼らのガッツに背中をドーンと押された気がします...。

◎お詫び
前回、お名前に敬称を付けないメールマガジンをお送りしてしまいました。
誤りとはいえ、御不快な内容をお送りしましたこと、
深くお詫び申し上げます。
今後このようなことのないよう、細心の注意を払うよう心掛けてまいります。
何卒ご寛容の程、宜しくお願い申し上げます。

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 ■■日本の技術を支える...中小企業への期待■■
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私には、技術者が海外の競合先へ移籍する考え方が理解できませんでした。
そのような中、
日本経済新聞電子版のビジネスリーダー「池上彰の教養講座」9月3日付として、
『君が日本の技術者ならサムスンに移籍しますか 』という興味深い、
池上彰氏の東工大での講義録が掲載されていました。

これを読んで感じたことは、
高度成長期の幅広い技術開発が求められた時代の企業には体力もあり、
ある程度長期的な研究を行う余裕があったが、
現代では即効性が求められ、技術者は企業から早い結果を要求される...。

とどのつまり、早急な成果が見られなかった技術者は等閑にされてしまう...。
この時点で行く末の不安、つまり、リストラ等の憂き目が頭を過る...。
受けた技術者は、自分を認める企業なら競合国でもいとわないで移籍する...。

肯定的な考えの学生の意見でこのような循環が推察され、
また、技術者の卵が抱える不安とか欲求が垣間見られ、
技術者を一人のクリエイターとして捉れば、
作品の完成に所属する国は関係無いのかな、という気にさせられました...。

とはいえ、ソニーがサムスン電子と提携し、その結果、
ソニーのエンジニアの多くがヘッドハンティングによってサムスンへ流出、
それが、同社の技術を世界トップクラスにさせた基因の一つであった現実問題も否めません。

そして、現在においてサムスンが、
当時、シェアや技術がトップクラスだった日本企業を押しのけ、
トップの座に君臨しているのです。
逆に「世界の...」と称していた日本企業の惨敗が報じられています。

日本の企業も欧米化し、合理的な考え方で生産性を求める...。
一方で、終身雇用制が崩壊して久しい現代では、雇われている側も、
わだかまりなく条件の良い海外の企業に移籍する...。

でも、このまま対策を打たずに放置すると、
企業は大金を投じて育成した技術者を、みすみす海外の競合先に奪われてしまい、
そしてサムスンに見られるようなシェアまで失う結果に成りかねません。

それは企業というよりも国家の損失です。
国主導で、抜本的な打つ手を講じる必要があると感じるのですが...。
政府の姿勢が表に見れない今、当面、大手企業は苦戦を強いられそうです。

他方、中小企業はどうでしょうか?
中小企業の中には、世界トップシェアの企業が多くあります。
そのような企業は海外の企業からも珍重され、需要は拡大するでしょう。

また、下請けから、自立の必要性に迫られる企業もあると思います。
その時、技術者のフィールドを提供すれば、人材獲得のチャンスにもなります。
移籍先は海外ではなく、国内に踏み止まるようにあってほしいものです。

でも、親会社から技術者の移入を受け入れて、それを機に発展して『下剋上』
なんていうことになったら痛快ですね...。
日本の技術を支え・守る意味でも、中小企業の頑張りを期待して止みません。

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 ■■今月のクイズ・■■
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 ★★ 問 題 ★★
今日、9月13日は、
1970年の大阪万博の閉幕の日です。
特に、「月の石」を展示したアメリカ館が人気のパビリオンでしたが、
その時の混雑ぶりが万博のテーマに捩って揶揄されました。

何と言われたでしょうか?


 ▽回答は最後をご覧ください。▽

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 ■■税務の話・永年勤続の記念品は非課税...?■■
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皆さまの会社で、長年にわたって会社に貢献してくれた社員に対し、
永年勤労者表彰を実施するという実例はありませんか?
そして、表彰に際しては記念品がつきものですね...。
でも、この記念品も場合によっては給与課税の対象となるので注意が必要です。

まず、給与課税しなくていい要件を羅列します。
1)勤続年数・地位を勘案し、社会一般的に相当な金額の範囲であること。

2)勤続年数が、概ね10年以上であること。

3)同じ人で2回以上の場合は、前回より概ね5年以上経過していること。

この要件をすべて満たして、記念品、旅行・観劇の招待を贈るのであれば、
課税しなくてもいいとされていますが、
費用の負担に代えて現金や商品券等を支給すると実質的に金銭支給と同等になるため、
原則、給与課税の対象となります。
但し、旅行券は次の要件を満たせば課税対象になりません。

1)旅行の実施が、旅行券支給の1年以内であること。

2)旅行の範囲が支給した旅行券の額からみて相当なものであること。

3)旅行後に所定の報告書等を会社に提出すること。

4)支給後1年以内に使用しなかった場合は会社に返還すること。

一方、事前に会社が記念品を準備するのではなく、
一定金額内で自由に品物を選んでもらい希望の品を会社が購入する場合も、
支給した金銭で購入したのと同等にみなされ、
金額の多少に関らず給与課税の対象になります。
詳しいことは税務の専門家にお訊ねください。

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 ■■消費税率が上がる!・波紋!電子書籍の消費税の不公平感は...■■
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消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法は、
8月10日の参院本会議で採決され、
民主、自民、公明3党などの賛成多数で可決、成立しました。
平成9年4月に税率が引き上げられて以来、17年ぶりの消費税増税となり、
まず平成26年4月に8%、27年10月に10%へ2段階で引き上げられるわけです。

ところで、この増税で電子書籍の課税に波紋が広がっています。
国内の企業から配信された電子書籍の場合は、
国内取引なので当然に消費税は課税されます。
が、海外に本社を置く企業が現地の拠点から配信すれば、
国外での取引とみなされ、現状、消費税はかかりません。

一例として、楽天は海外の会社を買収して日本へ電子書籍の配信を行います。
この場合は前記の通り、消費税が課税されません。
一方で、大手書店が提供しているような、国内の会社は課税されるのです。

税率が上がるほど、消費税分の提供価格差も広がってしまいます。
このような内外格差に対して、国内企業は不満と危機感を募らせていました。
対抗策として、財務省は国内企業と同等に消費税を課す方針を固めたのです。

これで一見、不公平感が是正されるように見えます。
でも、どうやって海外の会社から日本の消費税を徴収するのでしょうか?
方針を固めても問題は山積で、今後の成り行きが注目されます。
その前に、我が国で電子書籍は普及しないとも言われていますが...。

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 ■■保険の話・相続放棄をしても保険金を受け取れるの...?■■
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「相続放棄をした場合でも生命保険金を受けとれるの?」
長引く景気低迷を背景に、相続放棄をするケースが目立っているそうです。
果たして相続放棄をしても、生命保険金を受け取れるのでしょうか。

実は、契約者と被保険者が同一人の場合、死亡保険金は相続財産ではなくて、
保険金受取人の固有の財産となります。
契約者・被保険者が夫、死亡保険金の受取人が妻の場合、
死亡保険金は妻の固有の財産になりますので、受け取ることが出来るのです。

ここで留意したいのは、死亡した夫の財産ではないため、
妻は相続を放棄したとしても死亡保険金を受取ることができるのですが、
この死亡保険金は税制上「みなし相続財産」として、
相続税の課税対象になってしまいます。

但し、相続放棄をした場合でも、相続税の基礎控除は適用されますので、
死亡保険金が基礎控除の範囲内であれば、相続税はかかりません。
そして、ここでは以下のことを覚えておくといいでしょう。

相続を放棄した本人は相続人とはみなされないため、
「500万円×法定相続人数」の生命保険金の非課税金額の適用を受けることはできません。
が、非課税金額を計算する際の、
法定相続人の人数に相続放棄をした人も含めることができるのです...。

余談ですが、相続税の増税が現実味を帯び、
生命保険の予定利率の引き下げが確定した昨今、
若し、時間的余裕があるのなら、効率の良い相続対策として、
生前贈与の生命保険を検討されるのも一案かもしれません。

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 ■■お蔭さまで当メールマガジンも5周年...■■
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このヒューマンネットワーク・メールマガジンは、
平成19年10月から始めて5年が経過し当号で第60号、来月で6年目に突入します。
ここまで続けてこられたのも、皆さまのお蔭です。
心より厚く御礼申し上げます。

改めて初号の内容を読んでみますと、
郵政民営化のスタート、JALの会長に就任する遥か前の稲盛和夫氏の言葉、
税制改正前の逓増定期保険のこと、天気予報で「宵のうち」を使わなくなったことについて触れており、
書いた当初の出来事を思い出して、歳月の経過する速さを痛感する次第です。

こちらよりバックナンバーをご覧いただけます。
>> http://www.humannetwork.jp/communication.php
よろしければ、アクセスをいただけますと幸甚です。

文才が無く、お伝えしたいことを上手く文章で表現が出来ませんが、
少しでも皆さまの参考になる情報を書くことができるように鋭意努力する所存です。
これからも宜しくお願い申し上げます。

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 ▽クイズの答え▽
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『人類の進歩と調和』を捩って『人類の辛抱と長蛇』といわれました。

皆さまの中にも、
余りの混雑ぶりに諦めた方もいらっしゃることと思います。
人気の「月の石」を持ち帰ったのがアポロ11号ですが、
その時の船長であるニール・アームストロング氏が
去る8月25日に亡くなりました...。
心からご冥福をお祈りいたします。

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 □□編集後記□□

少しづつですが、日の入りが早くなってきました。
が、まだまだ日中は日差しの強さと、残暑の厳しい蒸し暑さには堪えます。
涼を求めて木陰に逃げれば、蝉が最後の力を振り絞って大合唱を...。

それでも、スローペースながら、朝夕に秋の気配を感じるようになりました。
夏の弛みから脱け出して、仕事全開モードへ切り替えたいと思います...。
今月も宜しくお願い致します。
(最後までお読みいただきまして、有難うございました。)


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