2013/06/27 ────────────────────────────╂
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ヒューマンネットワーク・気付き発見システム
メールマガジン・第8号(通号73号)
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担当者 様
いつもお世話になります。
ヒューマンネットワークよりメルマガ『気付き発見システム』をお届けします。
第8号の今回は、木村英一先生による『マネジメント革命』の第2回目として
『結果を出し続ける、環境条件を変える!』です。
こんにちは、木村英一です。
今回は、結果を出し続ける組織に共通する、環境の条件についてお話します。
「組織と集団の違いは何か?」と聞かれたら、なんてお答えになりますか?
私は、組織と集団を分けるものは、
"その人の集まりに目的があるのか、無いのかの違い"と答えます。
組織と集団の違いになんの意味があるかというと、
「組織は、結果を出し続けます」が、
「集団は、結果を出し続けることはできません」
集団の場合は、良くて偶然結果が出る程度だからです。
皆さまの組織形態は、ほとんどが企業だと思います。
企業の場合は目的や役割があるので、明らかに集団ではなく組織のはず...。
ですが、もし、今十分な結果が出てないとしたら、
ひょっとすると、"集団"に成り下がっているかもしれません。
この組織と集団の違いである、"目的や役割を達成する"に着目すると、
組織にあるべき環境条件が見えてきます。
結果を出す組織の共通条件の一つは、組織に所属している人が、
目的と役割を知っていること。
なでしこジャパンの強さは、この目的と役割が明確であったことだといわれました。
御社の場合は、どうでしょうか?
目的と役割をそれぞれの個人は理解しているでしょうか?
確認する方法は簡単です。
このメールを読んで出会う最初の3人に聞いてみてください。
「君のもっとも大切な役割を3つ言ってみてくれる?」
ただ、この質問だけでわかります。
さて、もう一つの条件、結果のでる組織には、秩序があります。
秩序があると、上意下達が可能になるのです。
上意下達というと、何か古い様式だと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
この上位下達ができていないと、その組織に所属する社員は結果を出さないのです。
上司は部下よりも、経験豊かだから、より適切な判断ができるのです。
上司の判断と経験の浅い部下の判断を比べたら、当然上司の判断のほうが、
より確かで適切であるといえるでしょう。
結果のでる組織は、よりよい判断が活きるように、上位下達が実現できているのです。
だから、部下はより多くの結果を出します。
その逆で、結果が出ない組織では、部下の文句や、間違った判断がまかり通る、
まさに秩序のない状態。
目的や役割の達成には、適さない組織になっているのです。
秩序は、軍隊のようにルールでもできますし、ビジョンや行動指針の徹底でもできます。
さて、御社に、秩序はあるでしょうか?
その秩序を支えているのはルールでしょうか...?
それとも、ビジョンでしょうか...?
ヒューマンネットワーク・気付き発見システム
━━━ 今後のスケジュール(予定) ━━━━━━
7/11 『個人の土地の上に会社が建物』 税務の話・小林進先生
7/25 『人が興味を持つもの』 マーケティング・池本克之先生
8/8 『習慣1 目的を明確にする方法』 組織力の話・杉浦里多先生
8/22 『注目する指標を変える』 社員のモチベーション・木村英一先生
ご期待ください。(内容は変更される可能性があります。)
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□□編集後記□□
スポーツ界では長い間、女子選手の活躍ばかりが目立っていたと思いませんか?
が、最近では逆に、男子選手がメディアを賑わせています...。
ゴルフの松山選手
テニスの錦織選手
大リーグでの日本人投手陣
サッカーワールドカップの出場等等...。
ワールドワイドでの日本男子の威信回復でしょうか?
東京オリンピックの実現も、なんとなく現実化してきました。
明るい未来へ、私達の夢と期待を膨らませてくれます。
(最後までお読みいただきまして、有難うございました。)
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