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『ご子息の経営する会社にお金を支払っていた』気付き発見システム メールマガジン・第17号(通号82号)

 2013/11/14 ────────────────────────────╂

 当メールは弊社のお客様をはじめ、過去に弊社主催のセミナーに参加された方、
 資料のご請求を頂いた方及び、メルマガを希望された方に配信しております。
 (メール配信停止の方法は、メールの最後でご案内させて頂いております。)

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  ヒューマンネットワーク・気付き発見システム
          メールマガジン・第17号(通号82号)

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 担当者 様

 いつもお世話になります。
 ヒューマンネットワークよりメルマガ『気付き発見システム』をお届けします。
 第17号の今回は、小林進先生の税務の話です。

 こんにちは。
 税理士の小林です。
 今回は社長が、ご子息の経営される会社にお金を支払っていたケースです。

 A社長は、長男が経営する会社に経営指導料を支払うことにしました。
 経費として処理したら税務上問題になるでしょうか?
 なるとしたら、具体的にどのような問題があるでしょうか?
 なお、長男の会社は取引関係や資本関係がないものとします...。

 はたして本当に経営指導をしたのか...?
 皆さまはお分かりですよね?
 結論としては、経営指導の実態がなければ損金算入はできません。

 経営指導をしている裏付がなければ経営指導料としてみなされず、
 「社長に対する役員報酬」又は
 「長男の会社への寄付金」とされる可能性があります。
 単なる利益の付替えと見られてしまうでしょう。

 経営指導料として処理できるかどうかは、
 社長の長男の会社から、
 実際に経営指導を受けたかどうか
 によって判断されます。

 このケースは、単に社長の長男が経営する会社への
 資金援助をすることを経営指導料の名目で計上してるだけのことで
 経営指導の実態があるとは認識されません。

 ゆえ、経営指導料としての損金計上は認められないのです。
 また、勘定科目を変更して、
 「外注費」などとして処理しても同じことです。

 社長が個人的に負担すべきものを会社が負担することになりますから、
 毎月定額を支払うのであれば、
 社長に対する役員報酬又は
 長男の会社に対する寄付金とされる可能性があります。

 さて、それでは実態を備えている場合はどうでしょうか?
 たとえ実際に経営指導がされていたとしても、
 税務署は、口頭での説明だけでは判断できません。

 本当に経営指導の実態があるということを、
 第三者である会社と取引をするときと同様に
 契約書等のエビデンスを整えることが不可欠です。

 当事者間の契約書、その成果物(報告書等)を作成し、
 その対価については、他の第三者に支払うであろう経営指導料と比較して、
 相当額(いわゆる「相場」)である必要があります。

 実態があるのに嫌疑をかけられても不愉快です。
 同様のことをお考えになる(されている)場合には、
 契約書等の証拠は、きっちりと整えておいてください。

※税法上の取扱いについては、メルマガ投稿時の税制によるものです。
 将来の成果を示唆あるいは保証するものではありません。

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 ヒューマンネットワーク・気付き発見システムの次回(11月28日)の予定は、
 池本克之先生の「マーケティングの話」です。
 ご期待ください。(内容は変更される可能性があります。)

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 □□編集後記□□

 岩谷時子さん、川上哲治さん、島倉千代子さん...。
 先月末から今月にかけて、昭和の時代を代表する著名な方々が、
 相次いで亡くなりました...。

 中でも私には、岩谷時子さんの作詞された曲に思い出が深いです。
 幼少の時、近所に住む親戚のおばあさんに連れられて、隣町まで加山雄三主演
 の映画を観に行きました。

 休憩時間に軽快な曲が流れていたのですが、それが「お嫁においで」でした。
 もちろん岩谷時子さんの詞で、その他「君といつまでも」や「旅人よ」など、
 加山雄三さんの代表曲は岩谷時子さんの詞によるもの...。
 曲を聴くと若大将シリーズのシーンが脳裏に浮かびます。

 昔は、大きな駅には必ず映画会社のマークを掲げた邦画の専用館があって、
 『ゴジラ」や『男はつらいよ』等のシリーズ化された映画を観たものです。
 また、夏休みの頃になると、怪談ものや戦争ものを上映していました。
 連れていってもらったのは、そのような映画館です。

 いまでは駅周辺が一変し、邦画の専用館は無くなってしまいました。
 興行が成り立たない理由では致し方ありませんが、ちょっと寂しいです。
 ビル中にごちゃごちゃ入ったミニシアターでは気分が出ません。

 その他、テレビドラマ『サインはV』や『アテンションプリーズ』の主題歌も
 岩谷さんの作詞によるもので、当時の子供たちは番組にはまっていました。
 また、「愛の賛歌」や「マイ・ウェイ」の訳詞も岩谷さんの作品です。

 昭和がどんどん遠い過去になって行き、寂しさを禁じえません...。
 平成の時代に、岩谷さんに匹敵する人はいる(出る)のでしょうか?
 ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
  (最後までお読みいただきまして、有難うございました。)

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