2013/12/12 ────────────────────────────╂
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ヒューマンネットワーク・気付き発見システム
メールマガジン・第19号(通号84号)
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担当者 様
いつもお世話になります。
ヒューマンネットワークよりメルマガ『気付き発見システム』をお届けします。
今回は、杉浦里多先生の『1年で成果を出す習慣』の5回目です。
~経営者必見!「社員が主体的に売り上げを倍増する方法」~
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第五回:習慣3 パフォーマンスを上げるフィードバック
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こんにちは。
パワーブランドxパワーピープルを育てる
ブランド価値プロデューサーの杉浦里多です。
本日は前回の『ビジネスで使いたい!ポジティブな言葉』
にも通じる、"フィードバック"についてです。
フィードバックとは何ですか?
誰に、どのようにフィードバックされていますか?
その結果や効果はいかがですか?
コンサルティング先に行って驚くことがしょっちゅうです。
メンバーの方の発言後、上司の方にコメントを求めると
多くの方が「ダメ出し」から始まります。
・部下に厳しくした方が伸びるだろう。
・これくらい出来てくれよ。
という期待が基になっているのかもしれません。
しかし、それにより、部下が委縮したり自信を無くしては
元も子もありません。
フィードバックとは、
『目的達成のために必要なアドバイスを、
相手に投げかけること』です。
客観的な事実やデータを用い、
目標に対し相手がどの辺りにいるのか、
目標達成するには何をする必要があるのかを伝え、
その人の行動を、目標を達成するのに必要な行動に変化するよう、
サポートすることです。
できていないことを認識させること
ではありません。
普段、そのようなフィードバックになっていませんか?
相手のさらなるやる気を引き出し、
パフォーマンスをあげる
フィードバックになっていますか?
結果的に、目標達成ができましたか?
もしもYESではないならば、
是非、フィードバックのお作法を身につけてください。
良いフィードバックには、
あげるにも、もらうにも、作法があります。
この作法をうまく守れれば、
「フィードバックをもらうこと」が
「ダメ出しされる」
「できていないことを指摘される」
「改善を要求される」
といったネガティブではなく、
「いいことを教えてもらった」
「もっと良くなる」
「もっと成長できる」
と、ポジティブに変えることができるでしょう。
フィードバックを相手にあげる作法としては、
1.必ず、相手が聞く耳を持つ状態であること。
2.ポジティブで相手にとって意義のあることに集中すること。
3.それにより、何がどう良くなるかというつながりと成功像を伝えること。
一方、フィードバックをもらう作法は、
1.具体的でピンポイントなコメントを求めること。
2.よく分からない言葉やことがあれば、具体例を尋ねること。
3.どんな小さなフィードバックの中にも価値を見出し、感謝すること。
たとえば前回の宿題、
『ビジネス結果が目標の97%しかいかず、昨年対比も100を割ってしまいました。』
という部下にさらなる意欲をもって取り組んでもらうために、
フィードバックをするとしましょう。
目標に達成していない上記の事実を共有しながらも
「競合は皆軒並み前年比80%くらいだ。
つまり我々も前年割れはしているが、
業界平均のシェア低下率を考えると健闘しているし、
業界の中でのシェアはむしろ拡大したともいえる」
というようにポジティブな解釈もみせ、
「だから我々の成長は業界のためにも必須だ。
今期こそ目標を達成しよう!」
と発破をかけることもできるのです。
同じやる気をアップさせるにも、
「目標達成していないじゃないか!今期こそ達成しろよ!」
といわれるのと比べて、どうでしょう?
フィードバックは、認めること+もっと良くなること=「成長の糧」として
渡すこと・受け取ること、がお作法です。
「フィードバックをください!」と求められるようになりたいですね。
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ヒューマンネットワーク・気付き発見システムの次回(12月26日)は、
木村英一先生の『マネジメント革命 その4 社員との関わり方を変える1』
を予定しています。
ご期待ください。(内容は変更される可能性があります。)
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□□編集後記□□
元禄15年12月14日未明、「赤穂四十七士」が吉良邸へ討ち入りました。
これが、元禄赤穂事件、すなわち『忠臣蔵』です。
芝居や映画の超人気演目で、題材のものは必ず当たるなどと言われています。
ところが昭和20年、大戦敗戦後の連合国占領下の日本では、日本国内での
報復運動を恐れたためか、連合国軍最高司令官総司令部は『忠臣蔵』を含む
仇討ちの芝居の上演を禁止しました。
それが68年前の今日、12月12日なのです。
2年後の昭和22年に無事にその禁も解かれ、現在に至っています。
泉岳寺で行われる赤穂義士祭のニュースを聞くと、今年もいよいよ終わりだな
と実感させられるのは私だけではないと思いますが、如何でしょうか?
日本人の心を捉える『忠臣蔵』はすっかり、師走の風物詩になりました...。
(最後までお読みいただきまして、有難うございました。)
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