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「事業承継についての考え方」ヒューマンネットワーク・メールマガジン第26号(通号91号)

 当メルマガは弊社のお客様をはじめ、資料のご請求を頂いた方、
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 大切なお客様へ向けて配信しております。
 (配信停止の方法は、メルマガの最後でご案内させて頂いております。)

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  ■■■■■「ヒューマンネットワーク・メールマガジン」■■■■■
         
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2014/04/10(通巻91号)━━━━

 -知らないと損する今号のポイント-

 1)事業承継についての考え方
 2)Windows XP サポート終了。果たして対策は?

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 担当者 様

 いつもお世話になります。
 ヒューマンネットワークより、メールマガジンをお届けします。
 新年度に入り、新入社員を迎えたり、新しい体制でのスタート等、
 お忙しいことと思いますが、如何お過ごしでしょうか。

 さて、過日に当メルマガのアンケートを実施いたしました。
 ご協力くださいまして、誠に有難うございました。

 皆様より寄せられたご回答ですが、
 「税務」、「相続・事業承継」面に高い関心をお持ちでした。
 結果をふまえ、今号より関連した内容を中心にお届けしたいと思います。
 引き続き、宜しくお願い申し上げます。

 リニュアル1号の今回は、「事業承継」のプロローグとして、
 「事業承継についての考え方」を税理士の小林先生にまとめて頂きました。

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 1)事業承継についての考え方
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 こんにちは。税理士の小林です。
 これからも、「会社」や「相続・事業承継」の税務について、
 できるだけ解りやすく解説いたしますので、宜しくお願いします。

 さて、今回は事業承継についての考え方です。
 「オーナー企業の事業承継は大変だ」
 という話を聞かれた方もいらっしゃるでしょう。

 でも、実際に直面されていなければ、

 どこが大変かは、なかなか解らないと思います。
 具体的に、どのような点が大変なのでしょうか。
 次に書くことを、あらかじめご留意ください...。

 業績が好調な「よい会社」であればあるほど、
 オーナー経営者と会社の間には次のような問題点が多々見られます。

 1.オーナーは、運転資金や設備投資のために私財を投入される場合が多く、
   自社株式以外の個人財産をあまり持っていない。

 2.オーナー名義の不動産を、会社が工場・店舗・事務所に利用していたり、
   会社の銀行借入れの担保に提供している。
   よって、相続税の納付のために売却や物納ができない。

 3.預金も会社の借入先金融機関に預けてある。

 4.会社資産に含み益があり、自社株の相続税評価額が高い。

 5.事業を承継しない兄弟姉妹に対しても遺産を分配しなければならない。
   ゆえ、金融資産は、兄弟姉妹に優先的に相続させる必要がある。

 つまり、1.2.3.のように相続財産の大半が会社に提供されており、
 4.のように自社株の評価額も高く、
 さらに5.により金融資産を他の相続人が相続することから、
 会社の後継者にとって、
 相続財産のうち、自由になる現預金等の金融資産の割合が相対的に低くなります。

 後継者は、事業を承継するためには経営権の確保が必要であり、
 自社株式を売却するわけにはいきません。
 そのため、相続税の納税資金で苦労することになります。

 「オーナー企業の事業承継は大変だ」といわれるのは、
 このように「相続税の納税負担が大変」であるためなのです。
 そこで、オーナーの事業承継対策として、
 会社経営に支障をきたさない範囲で
 「評価引下げ対策」
 「株式分散対策」
 「納税資金対策」
 といった対策に取り組む必要があるわけです。
 つまり、これらの対策が万全であるなら、
 円滑な事業承継が行えるといえるでしょう...。

 紙面の関係で、ここで全部の対策について書くことは出来ません、が、
 追って、関連する内容を取り上げたいと思います。
 まずは、「時間がまだある。」などとお思いにならずに、
 今から、上記対策について真剣にお考えください...。

                          小林進


※税法上の取扱いについては、メルマガ投稿時の税制によるものです。
 将来の成果を示唆あるいは保証するものではありません。

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 2)Windows XP サポート終了。果たして対策は?
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 ニュース等で頻繁に伝えられているので、耳タコかもしれませんが、
 Windows XPのサポートが終了し、社会問題化しました。
 皆さまの対策は万全でしょうか?

 では、何故、こんなに大騒ぎをしなくてはならないのか?
 ここで、Windows XPのサポートが終了するとはどういうことか復習しましょう。
 既にご存知の方も多いと思いますがお許しください。

 Windows XPに何かセキュリティ面での問題(セキュリティホール)が見つかれば、
 その都度、新しい更新プログラムが提供されていました。
 それによって脆弱な部分を補って、リスクを回避し続けたのです。

 ところが、サポートが終了した後はセキュリティ面での問題が見つかっても、
 穴埋めするプログラムが提供されなくなります。
 そうなると脆弱な穴を狙う攻撃者からパソコンが守れません。
 PCの情報が盗まれたり、遠隔操作をされたりするリスクが高まるのです。

 ニュースでは、ウィルスの感染リスクがサポートがされているOSの21倍
 に高まり、いわば健康保険に加入せずに生活するようなものだ、
 などと伝えられました...。

 対策は、早急に新しいバージョンのWindowsを導入することですが、新しいものは
 旧型の低スペックのパソコンでは対応できません。
 その場合、ハード自体を新しいものに入替える必要があります。

 でも、ハードまで入替えとなると、コストや作業の負担が重くのしかかります。
 『未だ対応しきれていない。』という企業様もあるのでは...?
 では、やむを得ず使い続けなければならない場合、どうすればいいでしょうか?

 まず考えたいのは、外部との通信を遮断することです。
 攻撃者は外部から進入してくるからです。
 つまり、インターネットやLAN、外付けのハードディスクやメモリー使用を
 極力避けて、パソコンを外敵から隔離させるのです。

 次にセキュリティソフトを導入して、常に最新のものに更新をすることは
 当然ですが、悪意を持った攻撃者がセキュリティ上の欠陥を突こうすると
 それを強制終了させてしまう脆弱性緩和ツールの導入も重要です。
 これが「EMET」(Enhanced Mitigation Experience Toolkit、エメット)です。

 攻撃者は、効率性から多くの人がインストールする有名なアプリケーションの
 弱点を探しており、攻撃されやすい脆弱な場所も決まってきます。が、
 このツールは、攻撃されやすい場所を悪用されそうになると、強制終了させ
 悪意のあるプログラムを実行できなくするのです。

 また、専門家はJavaの削除を推奨しています。
 多くの利用者がセキュリティの欠陥を残したままの古いJavaを放置しており
 攻撃者はこのJavaをしつこく狙っています。
 そこで安全のためにJavaを削除してしまうのです。

 このほかにも施策がいろいろありますが、あくまでも応急処置であり、
 決して恒常的な対策ではありません。
 依然リスクは高く、当方もリスクに対しての責任は負いかねます。
 未だであれば、一日も早く対策を施してください...。

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 ■■編集後記■■
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 新年度を迎え、通勤の電車内にはフレッシュな新入社員が多く見られます。
 込んだ電車に戸惑う姿に、過去の自分の姿が蘇る人もいることでしょう...。
 いつまでもこの時期と同じ、夢と希望を抱き続けてほしいものです。

 さて、あんなに寒かったのに、東京では桜があっという間に咲き、散りました。
 開花に合わせて、皇居乾通りが天皇陛下の傘寿のお祝いで初めて一般公開...。
 会社から徒歩10数分で行けるので、『昼休みに花見でも』と考えましたが、
 ニュースで、入るのに数時間待ちと聞かされて断念...。

 今度は、紅葉が美しい11月下旬から12月上旬に公開されるそうです。
 夏秋を経て、時間はかなりあるような気がしますが、漫然と過ごしてしまうと
 あっという間に、その時を迎えてしまうでしょう。
 しっかりと日々の計画を立てなくてはと、改めて戒められます...。
 (最後までお読みくださいまして、有難うございました。)

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