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「海外の財産は相続対策になるか?」メールマガジン・第10号(通号109号)

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  ■■■■■「成功したオーナー経営者の税務最新情報」■■■■■
      ~海外の財産は相続対策になるか?~

 ━━━━━━━━━━ 2014/09/25 第10号(メルマガ通巻109号)━━━━━

                       監修:税理士法人東京会計パートナーズ
                       配信:ヒューマンネットワーク株式会社

 担当者 様

 いつもお世話になります。
 日々お忙しい中、お読みくださいまして誠に有難うございます。

 ようやく秋らしい、穏やかな気候になりました。
 と思ったら、台風が...。
 幸い、温帯低気圧になってホッと一息...。
 と胸をなでおろす間もなく、また、新たな台風が北上!

 この季節の、いつものパターンです。
 くれぐれもお気を付けください。
 さて、今回は『海外の財産は相続対策になるか?』というお話です。

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 ■■~海外の財産は相続対策になるか?~■■

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 こんにちは。税理士の小林です。
 国外財産調書制度により、5,000万円超の国外資産の申告が義務化されました。
 皆さまも、よくご存知だと思います。
 ところで先日、海外の財産について、こんなお問合せをいただきました。

 「海外の財産は相続対策になるのでしょうか?」
 「海外の相続財産は、相続税の申告でどのように取り扱われるのでしょうか?」
 というご質問です。

 結論ですが、海外に相続財産を保有している場合には、国内の財産とは異なる
 手続きが必要になり、時間と費用が必要になります。
 できるだけ、生前に処分しやすい形態にしておきましょう。

 1.不動産の場合

 国内にある不動産(土地・建物)の相続税評価額は、土地は、路線価評価により、
 建物は固定資産税評価額により評価します。
 この相続税評価額と時価に差があることにより、不動産で所有すると財産が
 圧縮されて有利になるといわれています。

 一方で、海外にある不動産の相続税評価は、基本的には、売買実例価額や
 鑑定評価などを参考にして決定されます。
 つまり、相続税評価額と時価との差額の乖離は、
 あまり期待できないと考えられます。

 よって、相続税の節税のために海外に不動産を保有するということは、
 避けた方が賢明のような気がします。

 相続対策のために不動産を保有するというのは、日本国内にある不動産が
 路線価評価などの時価と異なる評価額を相続税評価額として認めているため
 ということを、よく覚えておいてください。

 2.預金の場合

 それでは、海外の預金については、どうでしょうか?
 海外に預金口座を持っていると、その口座から発生する利息は、
 日本の居住者であれば、所得税の確定申告で申告しなければなりません。
 相続税のついても、特に有利になることはありません。

 3.プロベートと遺言書(WILL)

 海外に存在する財産については、共通するのは、名義変更に大変な時間と
 費用が必要だということです。
 日本のように戸籍制度が整っている国のほうが少ないため、まずは、
 相続人を特定する手続きに時間がかかります。

 プロベート(検認)という手続きを経て、相続人が誰であるかを確定します。
 そして、どの財産を誰に相続させるかを決めるには、
 原則として、遺言書(WILL)が必要です。

 この遺言書は、日本語で書かれたものである場合には、当該国の求めに応じ、
 外務省等の適切な機関での証明書及び翻訳の作業が必要になります。

 これらの手続きにかかる時間も、1年以上かかることも、まれではなく、
 その期間に応じて弁護士費用も必要になります。

 生前に自分で財産を処分するのは容易でも、
 本人が死亡してから、名義を変更しようとした場合に、
 とても面倒な手続きが必要になるケースがほとんどです。

 名義変更のわずらわしさを軽減するために、
 財産を共有にするということもできますが、
 日本での税務上の贈与税や相続税の問題はありますので注意が必要です。
 可能な限り生前に整理しておいたほうがよいでしょう。

※税法上の取扱いについては、メルマガ投稿時の税制によるものです。
 将来の成果を示唆あるいは保証するものではありません。

 ★次回配信は10月2日を予定しています。

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 ■■編集後記■■

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 日経平均株価が大幅反発し、年初来高値を更新したとニュースは伝えています。
 ようやく、リーマン前に回復したとのこと...。
 そして、『年末には1万8000円!』なんて、強気のコメントも聞かれます。

 円安と相俟って、景気の先行きはどうなるのか?
 残念ながら私自身、景気が上向いている実感はありませんが、例えば旅行で、
 ・徐々にですが、旅行の予約が取り辛くなっている...。
 ・観光地に人が多くなり、どこも賑わっている...。
 ・お土産売り場で、一人あたりの買う量が増えている...。

 このような光景を目の当たりにすると、
 みんなの財布の紐がゆるんできたのかな?
 などと感じさせられます。

 いずれにしても、お金が動き出すのは好ましいことです。
 金は天下の回りもの!
 でも、私の元にお金が回ってくるのは、一体、何時のことなのでしょうか?
 (最後までお読みくださいまして、有難うございました。)

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