メニュー

  • お問合わせ・無料相談はこちら

    東京
    0120-533-336
  • 受付時間:平日9:30~16:50   

    大阪
    0120-540-570
グループ会社概要
グループについて

『自社株は相続人にとって厄介な財産か?』ヒューマンネットワーク・メールマガジン(通号527号)

メルマガの一部を公開しています。
------------------------------ 2023/04/12 ---------


 ヒューマンネットワーク
 メールマガジン 527号

 日本全国 13,231人の経営者へ配信中!

----------------------------------

長かった冬がようやく終わり、
春がやってきたことを告げる、
満開に咲き競う桜花...。

東京での桜は終わりを告げましたが、
桜前線は北上を続けています。
これからお花見を楽しめる皆様は
期待が膨らむ一方ではないでしょうか。

さて、このお花見ですが、
なぜ日本人は桜の下で花を見て、
お酒を飲むようになったのでしょうか?

▽続きは最後に▽

----------------------------------

■ 経営に役立つ書籍より ■

※弊社代表が、小林進税理士と島崎敦史税理士と共著で
 書籍を6月上旬に刊行する予定です。
 内容の一部を抜粋し、先立ってご紹介します。

「オーナー経営者の税金とファイナンシャルプラン」(仮称)

『自社株は相続人にとって厄介な財産か?』

会社の経営に関与していない相続人にとっては、
自社株=財産という認識が
希薄であることが多いです。

生前に現金化できるのであれば、
現金化して、
収益化できれば理想的です。


1.相続人の本音

相続人の立場としては、
もし価値があるのならば、
その半分でもよいので、
現金で残してほしい
というのが本音だと思います。

会社の経営に関与している相続人であれば、
株式を取得し経営を承継する
という選択肢もありますが、
経営に関与していない相続人の場合には、
会社とコンタクトをすることですら、
ストレスになります。

その結果として、現状維持
(買取もせず、何もしない)
となることが少なくありません。

自社株は、相続人にとって、
とても厄介な財産になる
ことが多いと思います。


2.会社との関係

会社の経営に関与していない相続人は、
会社の状況を把握していません。

もし、会社の経営陣と対立した場合には、
情報量が圧倒的に違うため、
相続人は勝負になりません。

株主の権限で、
取締役を交代させたとしても、
現場で仕事がうまく回るかどうかわかりません。

会社との関係に関しては、
経営に関与していない相続人は、
圧倒的に弱い立場になります。

生前、社長がワンマン経営であるほど、
その分、従業員にはストレスが
溜まっていることが多く、
その反動があることも容易に想像できます。


3.換金性がないことが最大の欠点

自社株は、すぐに誰かに売却
できるわけではなく、
換金性が乏しいです。

なのに国が勝手に決めた評価額で、
相続税を課して、
それを現金で納付するという
理不尽とも思える制度に直面します。

ゆえ、会社の資産
(内部留保)を増やすよりも、
個人に財産を移転させて、
個人の金融資産を増加させておいた方が、
相続税の観点や
会社との関係性などを考慮すると、
有益であると考えます。

更に、個人に移転した資産を、
収益を生む財産に換えていくことにより、
長期的には、相続人にとっても、
オーナー経営者にとっても、
会社にとってもより良い財産構成になります。

相続人にとって収益があれば、
相続税で困ることなく、
生活費の不安がなくなります。

オーナー経営者にとっても
収益があることは、
引退後の生活が安定したものとなり、
相続についての煩わしさから解放されます。

また、会社にとっても、
オーナー経営者の相続による
会社の経営への影響を受けにくくなり、
経営、資金繰りなどが安定することになります。

自社株に換金性がなく、
その自社株が財産の
多くの部分を占めているということが、
問題の出発点になっているのです。


<ポイント整理>

事業を承継しない相続人にとっては、
自社株は厄介な財産になることが多いです。

相続や事業承継において、
相続人の間、もしくは、
相続人と会社間でもめることがないよう
予め準備をしておきたいものです。



<お詫び>

前回のメルマガで
株式の"譲渡制限"と記すべきところ、
"相続制限"と誤って記載いたしました。
お詫び申し上げます。

なお、修正した文章は、
メルマガバックナンバーに掲載しております。


----------------------------------

△冒頭からの続き△

日本人と桜の縁は非常に古く、
民俗学においては、
田の神を意味する「さ」と
神の御座の「くら」が結びついた
という説があります。

また、庶民にとって桜は、
田の神が宿る木であり、
農耕の時季を知らせる有難い花として、
欠かせない存在だったそうです。

やがて安土桃山時代になると、
豊臣秀吉が吉野の山に、
徳川家康や前田利家、伊達政宗など
有力武将らを招いて大花見会を開催。
それを機に宴会行事として
花見が定着したといわれています。

桜が咲くのは、
1年のうちでわずか2週間程ですが、
日本人にとって大きな存在であり、
いつまでも咲き続けて欲しいものです。

最後までお読みくださいまして、有難うございました。


----------------------------------
 
発行:ヒューマンネットワークグループ
 
[本社] 〒100-0004
東京都千代田区大手町1-5-1
大手町ファーストスクエアウエストタワー20階
電話:03-6212-5858 FAX:03-6212-5252


お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。

お電話でご相談

東京0120-533-336

大阪0120-540-570

受付時間 平日9:30-16:50

フォームでお問合わせ

お問合せフォームへ

24時間フォームにてお問い合わせ受付中。折り返し弊社よりご連絡申し上げます。

各種個別相談

詳しくはこちら

ご相談の予約を承ります。ご不明点がございましたら、お問い合わせください。

最新情報を取得する

メルマガ登録へ

課題解決に向けた税務や法務などの有効な施策、セミナー最新情報、小冊子の情報をいち早くお届け致します。

ページトップへ