『減価償却の仕組みを理解して社用車を活用する』ヒューマンネットワーク・メールマガジン(通号534号)

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------------------------------ 2023/06/07 ---------

　ヒューマンネットワーク
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先日、友人と久しぶりに
主に東日本では「サイゼ」、
他の地域によっては「ゼリヤ」
とも呼ばれている、
イタリアンファミリーレストラン、
サイゼリヤさんへ行きました。

さて、サイゼリヤさんといえば、
キッズメニューにかかれた間違い探し。
10個の間違いがあるということで
やってみましたが、
5個しか見つけられず...。

このサイゼリヤさんの間違い探しは
どれくらいの難易度で作られているか
ご存知ですか？

▽続きは最後に▽

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■　経営に役立つ書籍より　■

※弊社代表が、小林進税理士と島崎敦史税理士と共著で
　書籍を6月上旬に刊行します。
　内容の一部を抜粋し、先立ってご紹介します。

「オーナー経営者の税金とファイナンシャルプラン」

『減価償却の仕組みを理解して社用車を活用する』

新車の乗用車の減価償却の
耐用年数は6年です。
つまり6年間で経費になります。

2,000万円の高級外車も
6年すれば、1円の簿価になります。

定率法で償却する場合には、
前半の3年で、約80％が償却されます。
また、中古資産の場合には、
さらに減価償却が加速されます。


１．新車を購入

新車を購入して数年が経過し、
簿価が低下した段階で売却すると、
売却益が見込まれることがあります。

減価償却のカーブと
実際の時価の低下するカーブに
差があるからです。

また、会社の財産を個人が買い取り、
個人の資産として
使用することも可能です。

会社から個人へ移転する際には、
時価での売買となりますので、
ディーラーに査定をしてもらいましょう。
その査定金額が時価となります。

高級車の場合には、
色や型式も重要です。
人気がある色の場合には、
高めに売れることがあります。


２．中古車を購入

中古車を購入すると、
減価償却の際の耐用年数が
短くなります。

初回登録から6年を経過した
乗用車の耐用年数は、
2年(注)になります。

よって、中古の高級外車でも
2年間で減価償却をして
費用になります。
減価償却を集中して計上するイメージです。


(注)中古資産の耐用年数

(1)法定耐用年数の全部を経過した資産：
その法定耐用年数の20%に相当する年数

(2)法定耐用年数の一部を経過した資産：
　その法定耐用年数から経過した年数を
　差し引いた年数に経過年数の
　20%に相当する年数を加えた年数

なお、これらの計算により算出した年数に
1年未満の端数があるときは、
その端数を切り捨て、
その年数が2年に満たない場合には
2年とします。

*)中古資産の耐用年数の見積りは、
その中古資産を事業の用に供した事業年度において
耐用年数の見積りをしなかったときは、
その後の事業年度において、
耐用年数の見積りをすることはできません。


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出版を記念して、
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△冒頭からの続き△

サイゼリヤさんの間違い探しは、
大人が15分で解けるレベルを
想定して作られているとのこと...。

そして、大人と比較すると、
子どもの方が先入観がない分、
早く答えを見つける場合が多いそうです。

ところで、間違い探しには
ワーキングメモリ(作業記憶)
が鍛えられるなど、
脳への良い効果がいくつかあります。

全体を俯瞰する見方が養われることで、
寄りではなく、引きの視点で
多くの情報を捉えて処理する
能力が高まるとのこと。

また、間違いが見つかると
「アハ体験」状態になり、
脳全体が活性化するとのことで、
人に答えを教えてもらった場合でも
アハ体験状態になるようです。

このように間違い探しは
脳トレに適しているのです。
脳トレと聞くと
少しとっつきにくいですが、
間違い探しなら気軽にできます。

サイゼリヤさんに限らず間違い探しは
雑誌等にも掲載されています。
目にされたら脳トレのつもりで
楽しまれては如何でしょうか。

最後までお読みくださいまして、
有難うございました。

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