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------------------------------ 2024/01/10 ---------
ヒューマンネットワーク
メールマガジン 564号
日本全国 13,213人の経営者へ配信中!
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新年早々、痛ましい大震災が発生しました。
被害を受けられたみなさまへ、
心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます。
新年、第1回目のメルマガをお届けします。
本年もよろしくお願い申し上げます。
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■ 経営に役立つ書籍より ■
※弊社代表自身が、読んで参考になった書籍から
一部を抜粋してご紹介させていただきます。
新年を迎えるにあたり重要なのは、
目標を掲げることだと思います。
かの松下幸之助氏の言葉が
残されていますのでご紹介します。
■人を活かす12の鉄則「松下幸之助」より
『目標を掲げる』
社長は後方にあって、
仕事は社員にやってもらう
という姿でいいけれども、
ただ一つ行うべき方向だけは
指示しなければならない。
それは大きくいえば、
経営の理念、
使命感ということであり、
より具体的にはそれに基づく
その時どきの目標を
明確にさし示すということである。
私自身、そういうことを
絶えず心がけてきた。
毎年の一月の十日に
経営方針発表会というものをもって、
その時どきの方針や目標を
発表したわけである。
たとえば昭和三十一年に、
五ヵ年計画というものを発表した。
どういうことかというと、
前年の売り上げが約二百億円であった。
それを五年後の昭和三十五年には
四倍の八百億円にしていこう
というわけである。
それを聞いた社員も、
最初は驚いたようである。
現在がやっと二百億なのに、
八百億とはたいへんな数字である。
それで「ウソ八百だ」
などという冗談も出たという。
けれども「社長がああ言うのだから」
ということで、
いったんは驚いたけれども、
それぞれの立場でその目標を目指して
懸命に努力してくれた。
その結果、ちょうど折からの
いわゆる電化ブームということもあって、
計画の八百億は四年で達成してしまい、
五年目には一千億になるというほどの
成果があがったのである。
これには、実は私自身も驚いてしまった。
結局大事なことは、
目標を与えることである。
目標が与えられれば、
あとはあれこれ口やかましく言わなくても、
たいていの人は自由に
創意工夫を発揮してやってくれる。
なまじ口出しはしなくてもいい。
けれども目標が与えられなければ、
社員の人も何をしていいか分からないから、
あまり創意や工夫も生まれない。
いきおい十分な働きも生まれず、
仕事の成果もあがらない
ということになってしまう。
これはなにも
社長だけでないのは当然である。
部長でも課長でも、
一つの部署をあずかり、
何人かの人を使う立場にある人は、
常にそのことを心がけなければならない。
社長は会社の目標を示す。
それに基づいて、
部長は部の目標、
課長は課としての目標を
それぞれ掲げる。
そういうことがなされるならば、
人も十分に活き、
全体としての成果もあがってくるだろう。
あとは遊んでいてもいい、
というといささかオーバーだが、
責任者としての仕事は
まずこの目標を与えることに始まる
といえるのではないだろうか。
(PHP総合研究所編『人を活かす12の鉄則』より)
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最後までお読みくださいまして、
有難うございました。
皆様のご期待に添えますよう
全力をあげて努力してまいりますので、
本年もご高配を賜りますよう、
よろしくお願い申し上げます。
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