2025年07月01日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
日曜日の朝は、我が家では私が朝食係。
とはいえ、まだIHヒーターの扱いには慣れておらず、
目玉焼きすら作れずに、結局この日も途中で断念...。
コンビニで朝食を調達することにしました。
しかし、レジで対応してくれた店員さんは、少々ぶっきらぼう。
「おはようございます」と声をかけても、こちらを見ずに小さくうなずくだけ。
「袋いりますか?」の声も無愛想で、返事をするのも面倒そうな印象でした。
朝の空気としては、あまり気持ちのいいものではありません。
ところがその直後、店に入ってきたご年配の女性が、
にこやかに「おはようございます」と周囲のお客さんに声をかけたり、
軽く会釈を交わしたりと、その場の空気を自然と和ませていきました。
そしてレジの順番が来ると、店員さんにも
「暑くなりましたねえ、いつもご苦労さまです」と満面の笑みでひと言。
すると、それまでの表情が嘘のように、店員さんの顔がほころび、
「本当ですね、今日は特に気温が高いですね。」と、
自然な笑顔と声が返ってきたのです。
見ていて、ハッとしました。
こちらがどんな言葉を発するかで、相手の態度すら変わる。
言葉には、それほどの力があるのだと。
改めて思い出したのが、ある言葉です。
「感謝は薬になるが、愚痴は毒にしかならない」
経営の現場でも同じことが言えるのではないでしょうか。
社員、お客様、取引先。どんな関係であっても、
こちらが発する言葉や態度は、相手の反応に大きく影響します。
「どうしてやってくれないのか」ではなく、
「やってくれてありがとう」と伝える。
その一言が、空気を大きく変えることもあるのです。
私たちは日々、組織の中で多くの言葉を交わします。
だからこそ、自らが発する言葉が「薬」になるのか「毒」になるのか
一人の経営者として、自分自身に問いかけ続けたいと思います。
お気軽にお問い合わせできるよう複数の窓口を用意しております。