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2021年10月26日 ※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。
こんにちは。経営者保険プランナーの近藤です。
皆様は外貨建て保険の活用をご検討されたことはありますか？
「円建てに比べ、外貨建ては予定利率等を高く設定することができる」
「円と外貨を分けて保有することは、通貨の価格変動リスクの軽減になる」
というようなメリットに、魅力を感じたことがあるのではないでしょうか。
ただし、外貨建てである以上、為替リスクはつきものです。
実際、為替リスクに不安を感じて、外貨建て生命保険の活用には
至らなかったという方も多いのではないでしょうか。
しかし、保険会社・保険内容によっては、為替リスクを軽減するための方法がございます。
今回は、その中から一部を抜粋してご紹介いたします。
外貨建て保険の為替リスクは、保険料を払い込んだ時点と
保険金等を受け取った時点の為替レートの差から発生します。
もし、払い込み時より受け取り時のレートが円高の場合、
為替差損を被ることになります。
そこで、円ではなく運用通貨での保険料の払い込みや、
保険金等の受け取りをすることで、為替変動の影響を避けることができます。
また、外貨で保険金等を受け取った後も、円に両替しなければ、
為替差損を被ることなく、為替手数料も発生しません。
さらに、外貨を保有し続けることは資産の分散になり、
ご自身の資産を守ることに繋がります。
運用通貨による保険料の払い込み・保険金等の受け取り可否については、
保険会社や保険内容によって異なります。
ご検討の際、ご自身に合った方法を選択してください。
保険内容によっては、保険金等を外貨のまま、
保険会社に据え置くことができる場合があります。
保険金等の受け取り時の為替相場が、保険料の払い込み時よりも円高である場合、
為替差損が発生してしまいます。
これに対し、据え置き機能を活用し、据置期間内に為替相場が円安方向に変動すると、
為替変動の影響を軽減することができます。
ただし、据置期間内に円高に変動した場合、
満期時よりもかえって為替差損が拡大してしまう点には注意が必要です。
保険会社や保険内容によって、据え置き機能の有無や、
据え置き可能期間は異なるため、ご検討される際はご注意ください。
外貨建て保険を検討するにあたり、
為替リスクは必ず注意しなければいけないポイントです。
今回ご紹介させていただいた方法は、必ずしも、
為替リスクを無くすものではなく、軽減できる可能性のある方法です。
しかし、商品の選択や保険金等の受け取り方によって、
外貨建て保険のメリットを最大限生かすことが可能になるかもしれません。
お客様の現状・ニーズによって、活用方法は大きく異なります。
外貨建て保険をはじめ、活用・検討されている生命保険に、
少しでも不安に感じている点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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