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ディズニーランドで始まった、親子で語る事業承継

※税法上の取扱いについては、ブログ投稿時の税制によるものです。

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「事業承継の2025年問題」と言われるようになって、

早くも1年余りが経過しました。

すでに事業承継を進めている方もいらっしゃるかと思いますが、

皆様の進捗はいかがでしょうか。


そんな中、ある社長から、事業承継を家族に伝えた際の体験談をお聞きしました。

とても印象に残るお話でしたので、かいつまんでご紹介したいと思います。


なお、私の記憶をもとにまとめた内容ですので、

細部は実際とは異なる部分があるかもしれません。

その点はどうぞご容赦ください。



<目次>
・ディズニーランドで始まった親子の「未来の会話」
・非日常の時間が生んだ、夢と未来の対話
・自然なタイミングで未来の話を切り出すには
・おわりに




ディズニーランドで始まった親子の「未来の会話」

M社長の息子は海外に留学しており、

この夏、久しぶりに日本へ一時帰国したそうです。

せっかくの再会ということで、

家族そろってディズニーランドへ出かけたとのこと。


園内では、アトラクションの待ち時間やパレードを眺めながらの雑談...。

久しぶりに親子だけで肩の力を抜いた会話ができたそうです。

普段は会社の話を持ち出すと息子の表情が固くなるため、

M社長も避けてきましたが、このときだけは違ったみたいです。

異次元の空間のリラックスした雰囲気の中で、

自然に「未来の話」を切り出せたとM社長はお話しくださいました...。


「自分の会社も、ディズニーみたいに"夢を与えられる存在"でありたい。」

その何気ないひと言に、思いがけずご子息が反応を示したとのこと。

「会社ってそういう見方もあるんだね」と返事をした息子さんに、

M社長は胸の奥にしまっていた想いを少しずつ語ったそうです。


「社員やお客様にどう喜んでもらいたいか」

「会社の存在意義は何か」

そんなテーマへと話題は自然に広がり、

堅苦しさのない形で事業承継について向き合う貴重な時間となった...。

M社長の希望を抱かれたような輝く目が印象的でした。



非日常の時間が生んだ、夢と未来の対話

M社長が息子さんに自然と事業承継の話を切り出せたのには、

いくつかの理由があったそうです。


まず、非日常の場所が後押ししました。

普段のオフィスや自宅ではなく、ディズニーランドという非日常の空間であったことで、

会話が柔らかくなり、仕事の雰囲気から解放された親子は自然に

「未来のこと」を語る空気が生まれたとのことです。


さらに、未来を想起させるテーマがあったことも大きかったようです。

ディズニーのキャッチフレーズにあるように、

「夢」や「これから」を語ることが場の空気とマッチし、

M社長の「この会社も夢を与えられる存在でありたい」という言葉も、

息子さんに違和感なく届いたそうです。


そして、一緒にアトラクションに並んだり、笑い合ったりした共有体験も、

会話を深める要素になったと伺いました。

こうした共通の体験が親子の距離を縮め、

自然に「会社をどう続けたいか」といった話題へ移行できたのだそうです。



自然なタイミングで未来の話を切り出すには

今回は、偶然に事業承継の話をするきっかけになったとのことです。

しかし、どんなに良い場でも、タイミングをつかめず話せないことはあります。


M社長は、話すタイミングを常に考えていたそうですが、

実際には切り出せる方法があることに気づいたとのことです。

たとえば、留学先に戻った後にあらためて連絡する方法です。


「ディズニーで話そうと思っていたことがあるんだ」と、

思い出をきっかけに電話やメールで切り出すと、

楽しい記憶が前提となり、

相手も身構えずに聞き耳を持ってくれるかもしれません。


また、話を切り出す場合には「このタイミングで伝えよう」という

意識を持つことが大切だとも話されていました。

その意識があることで、次の機会には、

よりスムーズに会話が始められると感じたそうです。


さらに、M社長が特に強調されていたのは、

具体的に何を伝えたいのか、どう伝えるのかを

事前に整理しておくことの重要性です。

準備さえしておけば、どんなタイミングでも

自然に話を持っていけるのだと仰っていました。


そして、たとえ話が途中で途切れたとしても、

小さな進展を肯定することも心に留めておくべきだそうです。

「話そうと思えた」という事実自体が、

次のステップにつながる自信になるのだとM社長は話されました...。


私がこのお話から強く感じたのは、

柔軟にタイミングを見極めることの大切さです。

相手の状況や気持ちに合わせて別の機会や場をうかがいながら、

自然に話題を切り出せるよう意識しておくことが、

親子の理解や信頼を損なわず、

事業承継に向けた次の進展へとつながるのではないかと思います。



おわりに

M社長は、このディズニーでの時間をきっかけに、

息子へ「会社への想い」をしっかりと伝えることができました。

息子もその思いに触れ、後継者として前向きに考えるようになったそうです。


経営者が事業承継を語るうえで必要なのは、株や税金の話ではありません。

まずは「なぜこの会社を守り続けたいのか」

という想いを共有することです。


その一歩を踏み出したM社長は、

次に承継時の納税資金や資金確保といった具体的な対策へと進みました。

この一歩を踏み出したM社長のきっかけが、

皆様の事業承継を考える際の参考になれば幸いです。


弊社では、皆様が安心して事業承継を進められるよう、

お一人おひとりの状況に合わせたサポートを心がけております。

そして、課題を抱えた経営者の皆様に役立てていただけるように、

相続・事業承継に必要な資金の額や、最適な財産分割方法を把握できる、

シミュレーションもご用意しています。


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皆様の事業承継における一助になれば幸いです。

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